センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

冨田真由さんの「手記」から得た教訓

今年5月に起こった、ストーカー殺傷事件。その被害者が「手記」を発表したとのことで、ニュースになっていた。

 

 

‥色々思うところはあるのだが、もとをただせば、まずは、ストーカー被害などに遭わないようにするのが一番だろう。

とはいっても、こればかりは不可抗力で、自分の意志ではどうにもならならない。しかし、どんな美男美女であろうが、事態を最小限に食い止めることは、かならずできる。

 

決して「表舞台」にたたない。

それに尽きる。大衆の視線にさらされる場所にいれば、必然的に“遭う”リスクが増大するのは明白。彼女は、そうした危険な場所に自ら身を置いてしまった。仮に音楽性だけで勝負したいのなら、ネット隆盛の今日‥顔出ししない方法はいくらでもある。やはり、どこかアイドル的な要素を、本人も欲していたのかもしれない。

顔を出せば‥特に彼女なみの容姿ならルックスから入っていく人も、当然いるだろう。歌やネタ以外で大きな「アピールポイント」となるのは確かであるが、それは翻って、ストーカーもしくは予備軍に、あたかも“私を狙ってください”と、云ってしまっているようなものだ。

 

 純粋に応援してくれるファンがいる一方で、中には、精神異常者が混じっている可能性も否定できず、そうしたらもう防ぎようがない。それが、今回の惨劇を生んだ。

 

 


坂本龍一 featuring Sister M - The Other Side of Love

 

 

「防ぎようがない」と云ったが、彼女は以前から警察に相談はしていたそうだ。そもそも異常者には何を忠告しても通じないだろうが、第三者の力を借りれば、少なくとも危害を加えられる恐れはなくなるのではないか?‥彼女も、そこに期待していたはず。

しかし、相談をしたのに真摯な対応(相手がメモを取らない等)をしてくれなかったとのことで憤っている‥件の手記からはそんな想いも、にじみ出ているように見えた。

 

 

いよいよ、ここからが本題である。

これは「防ぎようがある」ので、万が一、似たシチュエーションに遭遇してしまった人のために、ここに書き記しておく。

 

 筆者は金銭が絡んだり、その後の人生を左右するかのごとく?大事な交渉事の際には、必ず【ICレコーダー】をしのばせている。会話の内容を録音しておくのだ。のちのち何かあったときのために、それを証拠として提示すれば「言った言わない」の、無用な争い事は確実に回避できる。

冨田さんは『殺されるかもしれない』といい、向こうはそんなことは聴いてないと云っているそうだが、こうしたトラブルを未然に防げるのだ。

 

イメージとすれば、記者が渦中の人物を取材する際、マイクではない何か小さな器械をかざしている姿をテレビなどで見かけた機会があると思う。あれが、ICレコーダー。

もともとは、私も取材名目で取り寄せたのだが(苦笑)。携帯電話でもいいけれど、さらに小型のICレコーダーも「自分の身を守るために」一人一台。市場では手ごろな値段のものも流通しているし、おすすめ。

 

 

 

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パナソニック ICレコーダー 2GB ブラック RR-US330-K

 

 

「他人」はあまり信用できない。‥信用できなくなってしまうのも、それはそれで哀しい。最後に、重傷を負わされた冨田真由さんの、心身ともにのさらなるご回復を願っている。