センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

和製ミザリー? 「世にも奇妙な物語」 最怖トラウマ回volume.2

先の謝罪会見において、マスコミにも紳士的に応じ、さらに男を上げた感もある渡辺謙.....

 

 

「不倫」絡みで幾分好意的な目を向けられた男性タレントは、彼と六代目円楽師匠くらいではないか。‥しかしながら、とんだ“とばっちり”を受けたものである。まさかホテル内で撮られた、ごくごくプライベートな写真が世に晒されてしまうとは、夢にも思わなかっただろう。出所は、やはり、あの愛人A子(元ホステス。文春より)なのか。

というか、もはやA子氏しか他に考えられないのだが。関りを持ったオンナは、最後まで“責任を持って”大切にしなければならないことを「世界のワタナベ」を通じ、あらためて教えられた気分。‥んなこと、彼の方がよっぽど詳しかったと思うのに。

 

さて、「裏切られた側」の妻・南果歩の方はどうだったのか。今のところ、表立ってコメントを出しているふうでもない‥。

あの“おっとり”とした風貌と口調から、世間一般では「恐妻家」というイメージが、あまり結びつかないであろう。渡辺謙といい、前の夫といい、一見気難しそうな“天才肌”に好まれるのもよく分かる。たしかに彼女と一緒にいると、張り詰めた世界から解放されて癒されそうだ。

 

だが、私は南果歩が怖いーー

 

 

南果歩すてきにセーター

タレントの千秋とは“同系統”

 

 

 

以前「世にも奇妙な物語」の【ラブチェアー】という作品に主演した彼女。そこで見せた、たいそう狂気じみた演技が、いまだ脳裏に焼き付いているのだ。

劇中の彼女は、何でも自分好みの“空間”をつくろうとする。車の中も‥部屋のインテリアも‥そして、それはやがて付き合っていた男にまでも浸食。彼女がつくり出した“聖域”を少しでも侵されると、烈火のごとく怒り、場合によっては殺人すらも厭わない。

その犠牲となった彼氏も、結果的に足に重傷を負わされてしまう。彼女にとっての夢であった「小説家」を“無理やり”彼に引き継がせ、狭い室内でタイプライターと向き合わせる様はスティーブン・キング原作、まんま和製「ミザリー」の態である。

 

もっとも「本家」とちがい?ご覧のように彼女は美しくて、至れり尽くせりな塩梅で尽くしてくれる彼女は、物書きを生業とする私どものような人間には誠に羨ましい限りなのだが、彼はその生活に耐えられなかった。彼は、とうとう彼女を車で轢き殺してしまい‥‥‥で終わるはずだったのが、驚愕なラストに、さらなる戦慄が走る!!

 

 

裏をかえせば、あのいささか不気味な女役に、南果歩は「適役」だった。微笑を浮かべ、徐々におそろしい本性を表していく。絶対に“敵”には回したくないオンナの種‥。

 

面白かったのは、彼氏役を演じた石橋保という俳優。彼はこの前年に放映されたテレビドラマ【愛という名のもとに】で小説家を目指すも、夢絶たれる男の役を演じていた。むろん、両作品にまったく繋がりはないし、当人も望まない形であったとはいえ、小説家に仕立てあげられようとしているところが、なんとなく可笑しかった。《続く》

 

 

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