センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【詰め合わせ】 日本ハムあれこれ話Neo3

28日夜の時点で福岡ソフトバンクが92勝.....

 

 

いくら試合数が増えたとはいえ、1年でこんなに勝てるもんなんだな(笑)

ソフトは今シーズン、たしかに強かったかもしれない。ただ、それ以上に今シーズンの北海道日本ハム千葉ロッテが弱すぎた。両チーム合わせて借金が61とか‥。そら、どこか「ひとり勝ち」するチームも出てくるべさ。頼みの綱の東北楽天は夏場に陥落。埼玉西武も、上がってくるのが如何せん遅すぎた。

 

ペナント最終盤、9月になって本来の力を取り戻してきた感もある、下位の2チーム。日ハムが勝てばロッテも勝つ。ハムが敗ければロッテも敗ける。まさに、持ちつ持たれつといった塩梅(つい最近まで西川と松本の打率もそんな感じだった)。今後とも仲良くやりましょう(笑)

 

でも、アレはさすがに頂けなかった。井口資仁引退試合の日‥‥。

百歩譲って彼に打たれるのはいい。ただ試合には敗けて欲しくなかった。そこまで「お人よし」になるなと。井口さん(数少ない年上プレーヤーなので敬意を表しサン付け)がホームラン打って、チームは延長の末、サヨナラ勝利。‥さぞマリサポは気分爽快で帰路についたことだろう。あー羨ましい。

 

 

井口の法則 メジャーリーガーの野球技術

まさに井口の法則?

 

 

◇真の戦犯

 

今季、北海道日本ハムが下位に沈んだ「戦犯」として、大谷翔平の名を挙げるニュースサイトを見かけた。

“投打の柱”の開幕早々の離脱は、たしかに痛かった。しかし、大谷を「二刀流」プレーヤーに仕立てあげたのは球団であり、こうした事態にも対応できるよう、きちんと備えていたのか、疑問は残る。大谷離脱後、泥沼の10連敗を喫するなど、チームはガタガタになった。

 

故障はやむを得ない部分がある。当然のことながら今居る者でやっていくしかない。大きな故障をしていたわけでもなく、試合に出続けていたなかで「戦犯」を探すとなれば、私は中田翔が一番手だと思う。

同日現在、月間打率を.250と盛り返し(笑)、なんとか巨人・山倉以来の規定打席に到達しての「1割台プレーヤー」は免れそうだが、現在.214の体たらく。ホームランもレアードの半分しか打っておらず、打点も67と、4番打者にしては少ない。

 

だが、私が「真の戦犯」呼ばわりするのは、他にもっと大きな理由がある。

上位3球団に対して、彼は、まったく打てていない。

 

ソフトバンク戦の対戦打率.181、埼玉西武戦、同.167、東北楽天戦、同.136(9月28日現在)

今シーズン、北海道日本ハムはビジターではからきし弱かったが、参考までに、敵地メットライフドームにかぎっていうと、中田は23打数2安打‥。コボスタ宮城では17打数で、なんと1安打しか打てていない。ファイターズが3チームに大きく水をあけられ、低迷の要因をつくったのは、やはり中田である。4番が機能しなければ、チームは勝てない。

 

 

斎藤佑樹の顔

 

27日のオリックス戦で先発。6回2失点と、まずまずの好投をみせてくれた斎藤佑樹(29)。

一時、勝ち越しとなるホームランをロメロに打たれたあと、心底悔しそうな表情をしていた。私はこの顔を見て、あぁ、斎藤は「大丈夫」だなと思った。

 

 

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被弾直後の様子

 

 

野球の実力以前に、なにかマウンド上の彼からは“精気”が感じられなかった。抑えても、打たれても、淡々としすぎていて。燃えるような「気迫」を、もっと前面に出してほしかったのだ。もう気取っている場合ではないのは、本人とて、十二分に解っているだろう。

 

それが、あの試合では見えた。あんなに悔しそうな表情をする彼は、久々に見た気がする。まだ野球への情熱は萎えていない‥‥。そうした姿を見せてもらえただけでも、よかった。きっと、来季に繋がる。

 

 

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