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【詰め合わせ】 プロ野球あれこれコラム2

矢野謙次+戦力外」のあとに、グーグルなんかのサジェスト機能では「誤報」と呈示される.....

 

 

ん? 先日一気に広まった矢野の戦力外情報は、本当に誤報なのか?‥執筆中の今現在、たしかな事はわかっていない。

まぁ、一介のファンから言わせれば『そうなってもおかしくない』気はしている。来シーズンで38歳という年齢‥は、まだいいのだが、やはり「守れない」「走れない」といった点が大きい。

基本、選手に“オールマイティさ”を望むハム球団にあって、一振り稼業の矢野は、いわば「特別待遇」だった。それでも、今季は大谷の負傷中に先発、指名打者の枠に入って、幾度か存在感を示した試合もある。肝心の打撃は錆びついていない‥ように見えた。

事実上の「戦力外」であったとしても、解雇に近い“ネガティブ”な形であったなら、それは残念だ。元いた巨人でも人気の高い選手だっただけに、球団としても、あまり「反感」を買うような事態は、なるべく避けてもらいたいが。

 

 

◇「松下では誰の世話になもらなかった男」の末路

 

ハム繋がりで、今ドラフト目玉の清宮幸太郎内野手との面談を、なぜかキャンセルしたらしい。

菅野智之や大谷の件もある。12球団イチ「ウルトラC」をしでかす球団だけに、なにか若干の“きな臭さ”を抱かずにはいられない。おそらく清宮君で行くと思うが‥いや、当日アッと驚くサプライズ指名もあるのか?近年クジ運が滅法弱い球団だけに「清宮回避」の可能性も、あながち否定できない。

 

しかしながら、この清宮君しかり、もう一人の目玉・広陵高の中村奨成君なんかもそうだけれど、最近のドラフト候補生は気持ちがいい。なにせ「12球団OK」の姿勢でいるのだから。

 

大昔は「巨人以外はダメ」とか「在京セ・リーグのみ」などと、大した理由も根拠もなく、やたら大口をたたく選手が、アホみたいに多かった。こうした言葉を聴くたび、生粋のパ・リーグ党の私は『舐めんじゃねぇ』と思ったものだ。

清宮君も「野茂英雄以来の8球団以上の重複か」だなんて、新聞紙上では書きたてられている。野茂氏はその後、近鉄バファローズにわたって大活躍したのは周知のとおり。

“大物”は不思議とパ・リーグ球団に縁がある。人気面ではセに劣るパ・リーグのために、ドラフトだけは、野球の神様も「味方」でいてくれるのかもしれない。

 

その神様のご導きに抗った男が、小池秀郎である。野茂と同じく8球団の競合の末、ロッテオリオンズの指名を蹴った、1990年の冬。当時のロッテ球団に対する“嫌悪ぶり”ったら、もう‥。よくもまぁ、ファンから暴行もされずに、無事でいられたものである(そうした事件がかつて実際にあった)

‥今思うとだが、私はむしろ、彼がよく拒否できたと思う。なにせあのときの監督が金ヤンこと、金田正一プロ野球界の天皇のようなお方が直接説得に赴いたのに、それを袖にしたというのだから、たいしたタマである。筆者にそんな度胸はない。また別の意味で、小池は「超大物」である。

 

 

BBM1999 ダイヤモンドヒーローズ ピッチャーパーフェクト No.P11 小池秀郎

一転「在阪パ」を逆指名

 

 

ロッテを入団拒否し、社会人・松下電器に入社。その際、彼が口にしたとされる『松下では誰の世話にもならなかった』の台詞はあまりに有名である。ロッテと松下‥2大企業の関係者を敵に回した小池は、2年後に近鉄に入団したけれども、ハッキリいって「並の投手」にしか映らなかった。ドラフトの“運命”に抗ってしまった男の、哀しき物語である。《NEXT:顔面に打球直撃!そのとき〇〇は?etc...》

 

 

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