センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

日ハムマニアが贈る「清宮ドラフト」の余韻

ワールドシリーズ第三戦、アストロズ戦に先発したダルビッシュ有が、2回途中6被安打4失点でKOされた模様......

 

 

ダルは今は31か‥。まだ全く老け込む齢ではないはずなのだけど、渡米して6年‥メジャーリーグでバリバリ活躍している感じではない。そら、日本にいたときのようにはいかないにしても、それに近い数字を、ダルなら残してくれると思っていたのだが。

 

日本での実績は互角。しかし、投手としての資質は彼の“ワンランク下”と目されていた田中将大の方が、順調に成績を積み上げている(今季13勝、昨季14勝)。ダルは故障があった点も踏まえ、ここまではかぎりなく、松坂大輔と同じような道のりと歩んできてしまっている。

 

大谷翔平は大丈夫なのだろうか。彼も若干故障持ちの気があり、日本ハムに入って間もない頃は足が攣ったなんだのでよく途中降板していた。以前に比べ身体も頑丈になり、そういったケースは見られなくなったけれど、今年に入ってまた、走塁中に足を痛めて交代を命ぜられるシーンが、何度かあった。

 

やはり、彼らのよう2メートル近い身長があり、ベースボールという瞬発性も必要とされるハードなスポーツをしていれば、本人たちの想像以上に身体にも負担がかかってしまっているのかもしれない。‥むろん「投打二刀流」をしている大谷は少し特殊なケースではあるのだが。一体どういった起用のされ方を日本ハム以外の球団でされるのか、興味深いところではある。

 

 

先日、足の手術を無事に終えたとの報を目にした。それほど大掛かりなものではなかったそうだが、手術を要するほど“重症”であったのなら、来年一年間はとりあえず日本にいて、経過をみてはどうか?という発言は、今更KY(空気読んでない)か。

大谷なら、それでも獲り手はあるのだろうし、彼も既に行く気満々の可能性もあるが、どうだろう‥‥『ファイターズの清宮獲得で心変わりはしないか』そんな薄っぺらい可能性にも、ひそかに期待を寄せる自分がいる。

 

つまり、『清宮と一緒に野球をやってみたい』 大谷にそう思う心があるかどうか。たとえ一年間だけでも、清宮を見届け、プロで生き抜いていく術を直々に継承してから、俺も海を渡る‥。北海道発、日本のスターは大谷から清宮へ‥‥。

 

そんな引き継ぎの“儀式”を、願わくば来年一年間に充ててほしい。ダルビッシュ斎藤佑樹も一年間、北海道日本ハムで同じときを過ごした。エースの系譜は‥残念ながら受け継がれなかったけれども、マスコミ的には華のある二人の「ツーショット」は、たいそうおいしかったはずだ。またファン心理的にも同じユニフォームを着た大谷と清宮君のツーショットは、是非みてみたい。‥それこそ、本当に1シーズンだけでもいいから。

 

 

荒木大輔―実録まんが (アイドル・コミックス)

 

 

荒木大輔二軍監督、就任

 

田中幸雄二軍監督が体調不良からチームを離れることになった。後任の座に就いたのが、なんとヤクルトOBの荒木大輔氏(53)。これを知ったのはドラフト前日だったのだが、栗山監督のパイプだろうか。意外な人選だった。

 

「大ちゃんフィーバー」を巻き起こし、甲子園を熱狂させた男。荒木大輔から始まり、池田のやまびこ打線、そしてPLの「KK伝説」と続いた時代は、まさに甲子園黄金期。

 

早実時代のことはさして存じていないが、ドラフトの際の逸話なら書物を通じ、知っている。進学希望を表明しながら、あの当時はプロ志望届提出などの制限がなかったため、どこの球団でも指名はできた。当然、大ちゃん人気をプロが見逃すはずもなく、ヤクルトと巨人が“強行指名”した。そしてヤクルトが指名権を獲得し、プロ入りしたのは周知のとおりだ。‥自分は時おり、こんな妄想をした。

 

荒木大輔が巨人にいっていたら

 

神宮の敷地内に、ファンよけの「荒木トンネル」がつくられるほどの人気を、“ヤクルトでも”博した荒木氏。彼がもし、日本のヤンキースといわれる巨人に指名されていたら、どれだけの社会現象や経済効果を生み出していたのだろうと。

 

野球ファン以外にも、二枚目の荒木氏は絶大な女性人気を誇った。グッズも大量に売れる。巨人にいれば、あるいヤクルトにいたときより、もっと活躍できたかもしれないし、それ以下だったかもしれない。‥いえるのは、荒木大輔を外した巨人が、のちの平成の大エース・斎藤雅樹を外れ1位で指名している点だ。こうなると、どちらが得で、どちから損したとかは判らなくなってくる。

 

あの荒木氏が、日ハムのユニフォームに指導者として袖を通すことになるとは‥。早実の後輩、清宮君よりも、同じ投手で、今年も鎌ヶ谷にいる時間の方が長かった斎藤佑樹の方が世話になる機会も多いだろう。「再生」を期待したい。

 

 

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