センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【大谷翔平】 やるなら、日本一の野球選手を目指せ

やっぱり、B型だったんだな‥と。

 

 

大谷翔平の血液型の話である。イチローや野茂、長嶋茂雄氏と同じ、B型。野球界におけるBは、なんとなく“開拓者”なイメージがあったのだけれど、彼もまさに独自の「野球道」を貫いた感がある。

 

11日の会見を見、あらためて、大谷が日本から離れてしまう実感が込み上げてきた。同時に、自分がファイターズファンでいることの幸せを、これほど噛みしめた経験は、ない。会見の内容をほぼ見届けたが、私があの場にいたなら、聴いてみたかったことはひとつ‥‥

 

今後、ファイターズに帰ってくる可能性はあるのか

 

できれば、もう一年‥本当にあと1シーズンでいいから、万全な体調でプレイする彼を見てみたかった。メジャー球団との交渉が決裂でもなしないかぎり、それはもう、叶わなくなってしまったけれど、私も分別あるオトナ‥。そこは自分の中で折り合いをつけた。

 

ファイターズに“5年間も”居てくれたのだと。現在レンジャーズに在籍する秋信守チュ・シンスは、韓国の高校卒業後、そのまま海を渡った。大谷も、秋と同じ道のりを辿る可能性も十分考えられた。ファイターズ入りを決断してくれたおかげで“5年間も”大谷の二刀流を日本で拝むことができた。これは彼と、勇敢な姿勢でドラフトに臨んだ球団に感謝である。

 

先日、当時のドラフト会議の模様を偶然視る機会があった。11日の大谷と同じ「花巻東カラー」のネクタイを身につけた、栗山監督。12球団のオオトリで大谷翔平の名前が呼ばれたときの場内の大歓声、ファイターズ球団のかっこよさに、何度見てもしびれてしまう。

 

 


ドラフト会議2012① 第1巡目選択希望選手発表!!

 

 

イチローが日本で9シーズン。ハムのダルビッシュが7シーズン‥。でも、考えてみたら野茂も日本では5年間のプレーだった。大谷だけ極端に短いということもない。

 

会見では投手と野手、どちらかに絞った方が好成績が残せるのでは?といった質問もあったが、本来、記録マニアである筆者も、彼に関しては、そこにこだわらなかった。なぜなら、いずれメジャーに行くのが解っていたから。

‥これは個人的な見解になってしまうけれど「日米通算」というものに、自分はあまり価値を見出せない。仮に日米通算で868本の王さんや、3085安打の張さんを超す選手がさらに現れたとしても、日本一のホームラン王は王さんであり、日本一のヒットメーカーは張さんである事実に、変わりはないのだ。

大谷にはそれがないと解った時点で、本人の心行くまで、投打二刀流をやらせてあげるのも、ひとつの手ではないかと思っていた。日本一のホームラン王になれない。それなら「日本一の野球選手」を目指せばいい‥‥。二刀流なんて、おそらく今後も、大谷にしかできないのだから。

 

 

大谷翔平(北海道日本ハムファイターズ) 2018年 カレンダー 壁掛け B3

 

 

君がいた5年間。本当に愉しかった。素晴らしい体験を、我々ファンもさせてもらった。ありがとう。165キロも、たしかに驚愕したけれど【打者・大谷】は、筆者が長年ファイターズをみてきたなかでも、3本の指に入る“超打者”だった。

 

 

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