センテンス・オータム

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【詰め合わせ】日本ハムあれこれ話 ※ 清宮、トンキンetc

ファイターズは今季までミネソタ・ツインズに所属ツインズに所属していたマイケル・トンキン(28)投手の獲得を発表した.....

 

 

このピッチャー、日本での登録名はどうなるんだろう。マイケルか、トンキンか‥。後者だと、コールされたとき、ちょっと力が抜けてしまいそう。いっそ、両方組み合わせた形の方がいいかもしれない。マイケル中村のときみたいに。‥個人的に語感が気に入ったから、ここではトンキンと呼ばせてもらおう。

 

早速トンキンについてアレコレ調べてみた。

こういっちゃなんだが、メジャーでは大したことがなかったわりに「2年2.4億」と、ハムにしては、わりと大盤振る舞いした感じ。右投げ右打ち、身長は2メートル超え。

‥って、最近こういったタイプの投手が、やたらお好きなハムである。クロッタ(201)しかり、マーティン(203)にしかり。たしかに両投手とも、長身を生かした角度のある直球を武器に、短命ながら活躍はした。そしてトンキンも彼らに倣い、抑えで起用されるのだろう。

 

今シーズンはツインズで16試合すべてにリリーフ登板。というか、メジャー通算141試合に登板しているが、先発の経験はない。この実績をみても解かるとおり、明らかにマーティンの後釜狙い。

3勝3敗の数字以上に、目を引いたのが、146回1/3で149個の三振をメジャーで奪っている点。‥これを奪三振率にすると「9.17」と、かなり高い数字を誇っている。リリーフ投手のとしての適性は、たしかにありそうな模様。

実際に彼の投球映像を視たけれど、“真上から投げ下ろす”スタイルではなく、サイドハンド投手のような腕の使い方をしていた。映像を目にする機会があったら、是非ご確認していただきたい。制球面を重視してこうなったのか、はたまた“先天的”なものであったのかは不明である。

 

しかしながら、トンキンにクリス・マーティン以上の活躍は、さすがに望めないだろう。

なにせ2年で92試合に登板し、通算防御率1.12の投手‥。筆者がみたかぎり、近年では最高のリリーバーだった。彼の退団にもショックを受けているうえ、球団を通じてのコメントも、今のところなし。‥ちょっとあんまりではないか。マーティンは2016年日本一の大功労者であることを、忘れちまったのか?

 

 

清宮幸太郎 3年間の軌跡 2017年 11 月号 [雑誌]: 高校野球 増刊

 

◇背番号アレコレ話

 

清宮幸太郎の背番号が「21」に内定したようだ。日本では投手が背負う番号といった印象が根づよく、意外に思われた野球ファンも大勢いたにちがいない。

とりわけファイターズにおいては【エース番号】扱いとされ、土橋正幸高橋直樹西崎幸広と、まさに錚々たる顔ぶれが並ぶ(※1)。前任の武田久だって、ある意味ハムのエース。こんな番号を野手で、しかも新人の清宮に与えるとは‥。

 

創造的破壊だ。斎藤佑の「1」と岡大海の「18」にも驚いたが、この球団にはもう、“野手の番号”とか“投手の番号”といった概念はないのかもしれない。まぁ、思想はメジャー的ではある。

私個人の意見としては、斎藤の背番号「1」は早まったかなと。陽岱鋼退団後、別に一年くらい空き番にしてもよかったわけだし、ドラフトで清宮を指名することは早い段階から濃厚だった‥。世界の王さんと同じ、清宮幸太郎の背番号「1」は、たいそう画になったと思うのだが、仕方ない。「21」といえば清宮!といわれるくらい、一刻も早く彼の番号としてもらおう。

 

それから長身の上沢直之の背番号が「15」に変更。ようやく1軍の投手らしい番号になった上沢には、文字通り、エース級の活躍を来季に期待したい。

 

 

(※1)背番号『21』物語 【土橋正幸〜武田久】: 北海道日本ハムファイターズ 英雄列伝 〜猛者の記憶〜

 

 

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