センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

旧日本ハムファンだけが知る真実

突然の一報には驚いた。片平晋作氏死去.....

 

 

南海、西武で活躍し、いかにもなパ・リーグ顔。近年は西武主催試合の解説者としてもお馴染みだった。こんなことがあったから言うわけではないのだけれど、マジに“ビジター”では氏の解説が一番心地よくて‥‥。

穏やかな語り口。どのチームの選手に対しても平等、思いやりがあり、とりわけ異質だったのは選手を絶対呼び捨てにはしない。『〇〇選手』『〇〇投手』というふうに。この紳士さは、試合中に平気でキレたりする岩本勉にも少しは見習ってほしかった。片平さんの解説がもう聴けないとは、残念でならない。

 

 

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私は長年、勘違いをしていたようだ。武田一浩‥。この男のことなら多少、自分も知っている。明大OB・星野仙一の熱い遺伝子を受け継いだと勝手に思っているキャラのせいだろうか‥。契約更改後の会見の場で、不満と怒りから自前のバッグをテーブルに叩きつけたのは武田であると、ずっと思っていた。

ところが、これを犯した主は実は武田ではなく、西崎幸広であったことを、某テレビ番組で知ったのである。‥なるほど、私を勘違いをさせたのは武田と西崎、両氏の会見(更改日)が同日に行われていたためかと思われる。それにしても、まさか西崎の方であったとは。たしかに見かけによらず、カッカしやすい男ではあったが(それで痛打を喰らう).....

 

 


ぶちギレ契約更改 【サンデーLIVE!!】シラベルスポーツ20171217

 

 

たまらなく懐かしい‥‥が! 当時からファンでいた“ハム男”からすると『どの口が言う』となるのではないか。

西崎が「大幅アップ」を狙っていたとされる、この1991年は二桁勝利はあげたものの、過去最低の10勝止まり‥。それでも彼の場合、「5年連続二桁勝利」という好材料を持っているため、アップを期待するのは解るが、“お決まり”の内転筋なんちゃら?の故障から、年間を通じてローテーションを保っていたわけではない。球団提示額は定かでないけれど、おそらく妥当な線だったのではないか。

 

問題は武田だ。バッグ叩きつけ事件の勘違いしたのは悪かったが、あらためて、太々しさにも程がある。彼の性格に難があったのは、スタジオにいる古田敦也も暗に匂わせている。『不人気球団』『客が入らない』だの何かとケチをつけ、そういった姿勢、言動の数々は球団もしっかり見ていたと思う。本人にはマイナスにしかならないのに。

 

無論、成績の方も目を見張るものではなかった。たしかに最多セーブのタイトルは獲得したが18Sと、例年と比べても、いたく低レベルなもの。おまけに8(4勝)もし、防御率4.04‥。ハッキリいって抑え投手とすれば「失格」と言わざるを得ない数字が並ぶ。彼は運がよかったのだ。それを実力で獲った勘違いしている。この“困ったちゃん”の対応には球団も、さぞ苦慮したことだろう。現代なら、減額でもおかしくない。

 

 

ただ、彼の目をみていると、武田はマジ(本気)ではないようにも見える。いわゆるパフォーマンスの類。先輩の西崎さんがそうしたからとか、予め西崎と何らかの打ち合わせをしたとか、そんな匂いが、してこないでもない。

 

 

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