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【Fの恋人のたちの現在(いま)】エースのやきう日誌 《5月11日版》

今シーズンのファイターズは一味も、二味もちがう.......

 

 

たとえば8点差を終盤2イニングで逆転された試合なんかもそうだったけれど、次の試合には勝っている。たとえば一昨日、10日のオリックス戦なども引き分け寸前のところまでいって凡ミスで落とした、ハッキリいって『サイテー』な試合だったけれども、カードが変わった翌ホークス戦‥‥延長勝利で取り返している。

ズルズルいってもおかしくないところでそうはならないファイターズに、昨年とのちがいを見た。

 

 

決勝点はスタメンに復帰したブランドン・レアードのホームラン。田中正義から放ったものだ。一発を警戒しなければならないシーン。カウントを不利にした田中がまともにストライクをとりにいった結果‥痛恨被弾。

この一部始終を観ていたが、さすがは鳴り物入りで入団しただけはある。直球は150キロ超え。傍から観ていてもキレを感じられるボールの軌道。私は一時期、もしかしたら彼を昨季でいう岩嵜のポジション、勝ちパターンの継投で起用するのではないかとも睨んでいた。しかし‥‥

当該年のドラフト特集のような番組で「流しのブルペンキャッチャー」でお馴染みの安倍昌彦氏が『今まで受けてきたなかで一番』そう評された自慢のストレートも、制球が甘ければプロの世界ではいとも簡単に弾き返されてしまう。それはF時代の大谷翔平の際にも、つくづく思い知らされた。

 

放送席では『緩急』の話もでていた。田中も緩いボールを使えれば、ストレートがより生きてくるのではないかと。たしかに11日現在、防御率は6点台と苦労している模様‥。今のままでは難しいのかもしれない。ただ“持ち味”を失くしてしまっては本末転倒。投球回を上回る奪三振(同日現在11回2/3 14奪三振もまた、田中の魅力のひとつではある。

 

筆者がなぜ“相手の投手”にこれだけ関心を持っているかというと、田中が長年【ファイターズの恋人】であったからに他ならない。もうだいぶ早い段階から、田中の1位指名を「公言」していた。それで関心を持つなというのが無理からぬ話で、私も便乗し、彼のファイターズ入りを熱望していた。結果、縁はなかったわけだが「田中正義」という文字活字に反応をしてしまう自分が、未だにいる。

 

 

SoftBank HAWKS(ソフトバンクホークス) 2017応援タオル(25田中)

 

 

同様に前年の岐阜商・高橋純平も、抽選の末ホークスにさらわれた。ペナントだけでなく、ドラフトにおいてもライバル関係にあった両球団‥。昨年の清宮幸太郎で一矢報いた感もある。

かの高橋も、今何をしているのかといえば二軍でくすぶっている。気になって彼の成績を調べてみたら勝ち星のなしの3敗で、防御率はなんと9点台(11日現在)。目も当てられない数字が並ぶ。

私がかつて幾度もそうしていたように「高橋純平」で検索をかけると、何やら不穏なワードがいくつか並ぶ。彼は今、本当に野球だけに集中できているのだろうか‥。他人事ながら心配になってしまった。

 

不思議なことに、近年はある特定の球団が「大物」と称された選手を立て続けに獲得する傾向にある。ともに6球団競合、埼玉西武菊池雄星大石達也‥。時間はかかったが、菊池はモノになった。ホークスの「高橋&田中コンビ」はどうか。球団の垣根を越えて“ドラフトファン”が気になる、両者の今後である。

 

 

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