センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【今更ですが‥‥】エースのやきう日誌 《6月2日版》

まだ順位がどうのこうのいう時期でないとはいえ、もう6月‥ペナントレースの約1/3が消化した時点で今シーズン最多となる貯金10を持ち首位タイ.......

 

気分が悪いはずがない。ファンは誇りに思っていいだろう。北海道日本ハムファイターズは6月、連勝スタートを飾った。

 

 

 

プロ野球ai 日本ハム2016 トレカ■レギュラーカード■37/西川遥輝

(C)amazon

 

 

先日、西武・秋山翔吾に関するエントリーを書いた。彼が1番に据えられているのを怖いと綴ったものだったけれど、それを考えればファイターズの切り込み隊長、西川遥輝(26)だって負けてはいない。

多少球界事情にお詳しい方であれば『何を今更?』って感じであろうが、彼は今季、極度の打撃不振により、1番を“外された”試合も序盤戦はけっこうあって、印象は薄かった。ところが通算200盗塁を決めた試合(6/1 vs中日)あたりから、にわかにその【盗塁成功率】が注目され始める。200盗塁以上マークした選手の中で、86.6(同日現在)は断然トップの数字なのだとか‥。

 

86.6?

 

ハムだ‥‥というお約束ネタ(?)はさておき、この高い数値も示す西川の盗塁能力は、件の秋山も持ち合わせていない。先日の巨人戦などでも散々謳われていた、まさに【北のスピードスター】なのである。

ただ、“走れるだけ”ではないところも西川の強み。たしかに長打力や打撃技術は秋山のほうが数段上かもしれないけれども、なんというか‥“センス”がいいのだ。

2日のドラゴンズ戦など、それが顕著に出ていて、初回いきなりセーフティバントを決めたかと思えば、次打者の初球にスチールを敢行。試合開始からものの数分でファイターズは先制のチャンスをつかむことができた。抜群の「スピード+野球観」。‥出塁すれば高確率で盗塁を決められる西川の存在は、他球団からみて相当厄介なはずだ。

 

 

あれから上昇の一途をたどる盗塁成功率

risingham.hatenadiary.com

 

 

中日ドラゴンズって‥‥

 

普段あまり観ることないセ・リーグチームとの対戦は新鮮。これぞ交流戦の醍醐味である。

ナゴヤドームの空席の多さをネタにもされてしまう、昨今のドラゴンズ‥。しかし、2日の札幌ドームはライトスタンドにも大勢のドラファンが陣取っていた。気になって今季の順位表を確認してみると、5位ながら勝率5割を窺えるところにいて、例年と比べれば、それほど悪くはない出だし。

‥なるほど、2日に投げたガルシアがリーグトップの防御率で6勝をあげ、中軸を打つ両助っ人も打撃3部門で高い数字を残している。投打でこれだけ優秀な外国人を配置できているチームも珍しい。

裏返せば“助っ人ありき”のチームともいえるのだが、5番に座る平田良介も地味に高打率を誇っていて、なかなかに侮れないラインナップ‥。同日現在、対する我が日本ハムファイターズは3番・レアード、4番・中田が仲良く打率.238で並び、この日5番を務めた横尾俊建も、つい先日、打率を“2割ライン”に乗せたばかりの男‥‥。“モロさ”極まりないといった塩梅だが、この中軸で、2日続けてドラゴンズに大勝してしまうのだから、野球は分からない。

 

 

ドラゴンズ&ファイターズといえば昨オフ、FA大野奨太の「人的補償問題」で“ひと悶着”あった。真相は定かではないけれど、最終的には(少ない)金銭で決着がついた。私はこの決着の仕方に、えらく不満であり、以前ここでも書かせてもらった。

‥が、今思うと、あれはあれで良かったのかもしれない。現在、チームが好調なのもあるし、実際、そんな無理に獲るような選手もいない。まぁ未来への投資の意味も込めて、将来有望そうな若手投手を獲るという選択肢もあったが、生憎筆者にはドラゴンズの投手が誰が誰だかよく分からないし(苦笑)

 

唯一、4打席連続2塁打のタイ記録を樹立した高橋周平の打撃を観ていたら、惜しくなってきた。横尾もまだ発展途上にあり、石井一成も離脱している今、二塁ならファイターズでも守る場所はあった。本当に今更だが。

谷元圭介も昨シーズン“金銭”で渡し、一部報道によると、先の人的補償の際は“大人の選択”をしたとされるファイターズに、少なくとも目に見える形での見返りが、ドラゴンズからは何もない。

‥もし、外国人選手とオフに契約問題で揉めるようことがまた起きれば、その際は優先的にファイターズに交渉させてほしい。

 

 

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