センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【羨ましき男たち】エースの芸能日誌 《6月18日版》

◇松坂を救った男

 

先発を予定されていた中日ドラゴンズ松坂大輔投手(37)が古巣・西武ライオンズとの一戦。 が、場内に「君が代」がかかろうかという試合直前になって、登板を回避した.......

 

 

のちの報道によると、投球練習中、背中に強い張りを感じたのだとか。‥筆者に経験はないが、おそらくこれは一大事だ。ピッチングをするどころの騒ぎではない。

 

しかし、やはり落胆の色は大きかった。どちらも贔屓チームではないのにも拘わらず、珍しく私も試合前からスタンバっていた。往時の投球はとうに影を潜めているけれど『マツザカ』と聴けば、なんだかワクワクさせられてしまう。純粋に、マツザカ観たさの“イチ野球少年”に戻ったような感覚だ。試合結果は、もはやどうでもいい。

 

松坂はこれで二回目だ。ソフトバンクに在籍していた昨シーズン。マスメディアなどによって「予告先発」同然なことがなされ、オープン戦の好投も相まって周囲の期待は高まっていた。だが、そこもコンディション不良で登板回避‥‥。今回ほど急ではなかったけれど、とりわけずっと復活のときを待っていた、バンクファンの失望は大きかった。

 

どうも近年の松坂大輔は間が悪い。むろん、それは“こっちの勝手な都合”でもあるのだが。

ただ、オールスター中間投票で、せっかくセントラルリーグ先発投手部門でトップに立ち、完全復活を印象付けられる‥久々に全国の野球ファンにも、その雄姿を拝ます良い機会を失うことになってしまうのだとすれば、あながち松坂個人の問題でもなくなる。今度は、球界やさまざまシーンで今、隅に追いやられつつある昭和の「松坂世代」と、大勢の中年野球ファンたちの失望をも買うのだ。

 

‥まぁ、故障ならここで何を言っても仕方がない。一個人的に中日戦をそれほど観る機会のない筆者にとって、今回は格好の機会であっただけに、残念の極みであったというだけの話。願わくば彼が野球を辞める前に、もういちど‥幻ではない本物のマツザカを観てみたい。

 

 

直前の登板回避は大きな話題を集めたが、所沢に遠征していた中日のマスコット【ドアラ】の神謝罪も、ずいぶん反響が大きかった模様。

当然、私も当該シーンは目の当たりにした。『松坂に代わりまして‥』のアナウンスで、マツザカ観たさのファンは、一斉にブーイングだ。

 

刹那、なぜか球場に笑いが起こった。カメラをその主に向けると、“ドアラさん”が深々と頭を下げているではないか。

本来なら球団のトップがするようなことを、カレが代わりに‥‥。殺気だったスタジアムが、カレの機転を利かせた行動により、一瞬にして場を和ませてしまった。あのコアラ、けっこうやりやがる。

 

 

人徳?は偉大


松坂登板回避の瞬間、どよめく観客へのドアラの神謝罪で和やかな雰囲気に2018.6.17【西武vs中日】

 

 

◇罪な色男

 

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

 

 

上記の本をご存知だろうか?ちまたで今、けっこう売れているらしい。残念ながら、筆者はまだ未読であるのだが、本の概要はタイトルの通り。出会い系サイトを通じ出会った人に、オススメやその人に合った本を紹介する‥といった内容らしい。ノンフィションのようだ。

書評や書籍を紹介している本なら、自分も好んで読むけれど、出会い系サイトで知り合った人にそれをする意味が分からない(笑)。もっとも、本書を読めば理由も明らかになるだのろう。‥私は山田孝之の一件を思い出していた。 《つづく》

 

 

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