センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【オズワルド・アルシアの髪型の、ヒ ミ ツ】エースのやきう日誌 《6月27日版》

14勝18敗.......

 

 

この数字が何を表しているのかというと、筆者が北海道日本ハムファイターズの試合(一軍戦のみ)を“リアルタイム”で観戦したときの勝敗。つまるところ、仕事やらで毎回試合をみれるわけではないので、オフだった日に、スタートから終了時まで見届けられたときのもの。

「最初から終わりまで」は自分のポリシーで、日々多角的に分析している‥のだが、念のため、26日現在ファイターズは39勝30敗で貯金9である。これだけ今シーズンチームの調子が良いのに、敗け試合に当たる日の方が、なぜか多い。いかに筆者が持っていないか!!である。

ちなみ、今季Fsが誇る投の二枚看板、ニック・マルティネス(対Bu)上沢直之(対G)が珍しく大量失点をした、ある意味“超レア”な試合も、自分はしっかり観ている‥。『もうお前は観るな』『この疫病神!』そんなふうに、全国のファイターズファンから罵られてしまいそうだ。‥いや、それでもオレはハムを観る。

 

 

なんて、ごく個人的な話はこれくらいにしておき、26日はオレがフル観戦していながら、ホークス相手にファイターズが快勝を収めた。

熱くなった。むろん、当日関東地方でも真夏日を記録した気温のせいもあるが、それより何よりも先発を務めた上沢直之。彼の「一世一代の投球」に興奮していたからだ。

6回終了時点で、なんとパーフェクト投球‥。ホークス重量打線に、まったくバッティングをさせなかった。柳田、内川ら、ご自慢のスター選手が登場するたび拍手が沸き起こるスタンド。おそらく相手ファンのほうが多かったであろう。彼らを沈黙させる、上沢のクールな投球が続いた。

ファイターズは初の主催、ホークスにいたっては一軍公式戦“初上陸”となった沖縄の地で、よもやの大記録達成か!? 幸運にもこんな試合を目撃できたなら、今までのオレの不運もすべて帳消しすることができるーー

 

長年の経験から「欲」を持ってはいけないのは解っていたのに‥。あと9人と迫った7回の先頭打者、中村晃に、あっさりと完全試合の夢が絶たれた。

 

久々に観てみたかった。仮にパーフェクトは無理だったとしても、ノーヒットノーランというやつを、ね。ファイターズでは1995年に西崎幸広が達成して以来、やっても、相手にやられてもいない。今回は「当事者」となれる良い機会であったけれど、またしても叶わなかった。

にしても、守りには定評があったはずのベテラン・田中賢介‥‥。あの中村の打球、記録上は安打となったが、普通に送球ミス。まぁ飛んだコースがヒット性であったということなのだろう。でも、できればあそこはしっかり決めてもらいたかったよ。

初安打を許し、一転、ピンチを迎えてしまった上沢。気落ちしてもおかしくないケースで、冷静に後続を断った。味方のミスを俺が救ってやると言わんばかり。もはや、大エースの貫禄だ。やはり、一度野球生命の危機に瀕した、地獄の底から這い上がってきた、この男は強い。‥情報によれば昨オフに結婚したそうで。彼を亭主に選んだ嫁さんは実に見る目がある。

オールスターで指揮をふるう工藤監督の目の前での完封劇‥。出場すれば初となる、野球での「晴れ舞台」も視界に入ってきた。

 

 

投手戦も予想された相手エース、千賀から初回に4点を奪う鮮やかな速攻。案の定、2回からは修正してきただけに、立ち上がりを一気に攻めることができたのは大きかった。

初回は走塁ミスが重なり、拙攻となりかけた直後の、オズワルド・アルシアの先制パンチは値千金。快音を残した打球がバックスクリーンに飛び込んでいった。暑さに強いともいわれる外国人選手の本領発揮か。

 

www.nikkansports.com

 

このアルシア、上記記事によると髪型には並々ならぬ“こだわり”を持っているらしい。「専属の美容師」を一緒に来日させたとか、野球選手ではあまり訊いたことがない。

金髪のパイナップル‥といっていいのか分からないけれど、独特な彼のヘアースタイルを見るたび、筆者は毎回“ある宇宙人”の記憶が甦ってくる。漫画【ドラゴンボール】のなかで登場してきた、ギニュー特戦隊の一員「リクーム」氏である。

‥身長では本家に劣りそうだが、マッチョな体型といい、アルシアにスカウターでも身に付けさせようものなら“即席リクーム”が誕生するのではないか。

 

 

もちろん画面向かって左のヤツ

ドラゴンボールZ DRAMATIC SHOWCASE~2nd season~vol.3 2種セット リクーム&グルド

(C)amazon

 

 

同じ特戦隊のバータとジースがあっけなく孫悟空に倒されたのに対し、ベジータを死の直前にまで追いつめたリクームは、とりわけ「強敵」というイメージが根づよい。ポジションとすれば、わりとオイシイ立場にいた。

 

 《参照》

risingham.hatenadiary.com

 

 

本家も、なかなかに愛嬌のあるヤツだったけれど、打席中なにやら不敵な笑みを浮かべるシーンが、まま見受けられるアルシアも、強面の風貌とは裏腹に意外とチャーミング。

‥ケガもあり、ここまでわずか5本塁打と出遅れてしまった感は否めない。が、メジャー経験もある彼だから、きっと後半戦に挽回してくれるだろう。来日4年目のレアード、今シーズンから北海道日本ハムに加わった、選りすぐりの元メジャー戦士たち。本家特戦隊にも負けない強さと「使命」を持って、チームをかならず優勝へと導いてくれるはずだ。

 

 

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