センテンス・オータム

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【前半戦を軽く振り返る&工藤公康さまへ】エースのやきう日誌 《7月11日版》

旧本拠地で、クマの祭典。ソフトバンク相手に連夜の快勝劇......

 

 

10日、前半戦を戦い終えた北海道日本ハムは44勝34敗。貯金10を持ってフィニッシュ。‥すばらしい。開幕前に、誰がハムのここまでの健闘を予想する者がいたか?

 

ここにいるw

 

ただ、ひとつ“予想外”だったのは西武の強さと、千葉ロッテの踏ん張りか。もう少し勝ち星は伸びると思ったけれど、とりわけ昨シーズン唯一「お得意様」にしていたロッテ相手に苦戦してしまったのが、若干痛い。

おまけに10日現在、5位に位置するオリックスとも6勝5敗で、ほぼ五分の戦績だ。優勝するには「お得意様」をつくることが絶対条件。今思い返すと、この両チームとの対戦のときにあった延長12回、引き分け寸前でのサヨナラ負け‥‥アレを凌いで、引き分けに持ち込めていたならば。

 

しかし、昨シーズン「コテンパン」にやられた西武には、開幕シリーズ3連敗を喫しながらも6勝5敗と盛り返し、優勝候補の筆頭であったソフトバンクに対しては、ここまで9勝4敗と、まさかの“プチお得意様”状態である。まったくもって予測不能ペナントレース。これだからプロ野球は面白い。

 

快進撃の立役者は、今週末に行われるオールスターゲームにも選出された、上沢直之だろう。前半戦はソフトバンク相手に3戦3勝。計24イニングスを投げて、わずか1自責点防御率にすると、0.38という驚異的な数字が弾きだされる。今季は主砲・柳田悠岐に、まだ1安打も許していない。完璧に強力ホークス打線を封じ込んでいる。昨季も勝ち星こそ恵まれなかったが、対戦防御率は1.74であり、相手が勝手に苦手意識を持ってくれていたとすれば有難い。

今シーズンは総じて、走者を置いてからの粘り強い投球も光る。新背番号「15」が、登板を重ねるごと様になってくる。後半もエースの投球を期待したい。

 

 

ファイターズマガジン (ファイターズマガジン11月号)

 

 

◇残念だったこと

 

おい! 大田泰示をオールスターに選ばなかったのは、どこのどいつだ......

 

彼は指の骨折によって戦線離脱をしてしまった。だから、けっきょくオールスターにも出れなかったじゃないか?というのは筋違い。選ばれていたら、また違った流れになっていたかもしれない。人の運命とは、得てしてそういうものなのだ(故障発覚後にプラスワンで選出も当然辞退)

そもそも、中田翔が選出されている。‥たしかに、ここ2年の成績を鑑みれば今季はよくやっている方だが、まだまだ「オールスター級」の数字ではない‥。ファン投票でなければ、今年は選ばれないとすら思っていた。(AV.264 HR17 RBI62 ※年俸2憶)

いや、出るのは別に構わないのだけれど、中田がチームにいることにより周囲に気を遣わせてしまうのが、なんだか申し訳なくて‥。さすがに彼を下位打線に置くわけにもいかないだろう。もしかしたら、4番だって有り得る。ファイターズ単体ではよくても、全パの4番が中田とか、絶対にア リ エ ナ イ。

‥ここまでの頑張りをみれば、“普通に”山川穂高に打たせるべきだ。たとえ覇権を争うライバルチームの選手であっても、私は切にそう思う。全パを指揮する工藤監督様よ、ヘンな配慮なんかしなくていい。私を含む、パ・リーグを愛する多くの者たちはクリーンアップトリオに柳田・山川・吉田正尚。これこそがオールスターという、夢のような並びを観たいのだから。

  

 

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