センテンス・オータム

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【ムラタさん「代打の花道」どうかしら】エースのやきう日誌 《7月23日版》

NPBの選手獲得期限も、残すところ、あと一週間あまり.......

 

 

現在栃木にいる村田修一(37)には、未だどこからも声がかかっていない模様。助っ人が機能していないチームとか、どこかしらが獲得するのではと思っていたけれど、現実はそんなに甘くなかった。

多少の金は積まなくてならないが、田舎の球場を満員にさせるほどの人気はある。‥なのに。

村田ってよほど扱いづらい選手なのだろうか。いけないと解っていながら、第三者目線で、ついそんなにふうに勘ぐってしまう。いや、栃木に行ってからも故障がちのようだし、彼の場合、年齢のこともあるから、もっとシビアな問題である可能性のほうが高いか。

 

最近の村田のプレースタイルは観ていない。なので、何とも言えないのけれど、故障が完治していて、なおかつ低年俸を呑んでくれるなら「代打枠」で獲得してみたいという気持ちは、薄っすらある。

これはハム限定の話だが、“同枠”にいる矢野謙次の衰えは近年顕著に感じ取れる。彼と村田は同年齢。なおかつ『守れない・走れない』となれば、おそらく今の村田と矢野の位置するところに、大差はない。ほんなら一発長打の魅力を秘めた村田のほうを‥となってしまう。

 

が、コトはもちろんそんな簡単にはいかない。日ハム球団は何よりコンプライアンス重視。チームの和を乱しそうな者、カネでごねそうな選手は、とにかく徹底的に排除する。

以前、タフィ・ローズ中村紀洋がそれぞれ所属していた球団で進退問題が囁かれていたとき、近鉄時代に親交のある、当時の梨田昌孝氏が監督を務めていたのもあって、もしかしたらハムが獲得に乗り出すのではないか?と思っていたら、まったくノータッチ。‥仮に梨田氏にその意志はあっても、球団のほうがGOサインを出さなかったのかもしれない。

このケースは外国人選手だから、あまり参考にはならないけれど、ヒメネスとガラテという助っ人は、シーズン途中、しかもだいぶ早い時期に契約を打ち切られている。やはり、“素行面”で問題があると、噂されていた選手たち‥。その辺の情け容赦は一切、ファイターズ球団にはない。

 

日本人に対しては、さすがにそんなアカラサマなことはしないが、のちのち金でゴネる可能性もあった糸井、陽、谷元といった選手をFAあるいはトレードといった形で態よく、チームから追い出している。‥彼らとともにチームをけん引してきた中田翔が今も変わらずに球団から重宝されているのは、見かけによらず(?)契約更改時に揉めるケースがほとんどない、案外“優等生”選手でいたからではないか。他所からやってきた選手が必ず口にする『居心地のよさ』だったりは、きっとこうした球団の努力の賜物なのだ。

 

 

週刊ベースボール 2018年 7/30 号 特集:[保存版]総勢1190人 外国人全選手写真名鑑

 

 

先週発売の【週刊ベースボール】の内容が充実していた。画像のとおり、助っ人外国人特集。

ここで注目したのは、現在はメジャーリーグで活躍する、元NPBプレーヤー。マイコラスやクリス・マーティンの活躍は、張さんよろしく“日本オンリー”の私の耳にも届いていたが、元埼玉西武のウェイド・ルブランという左腕投手も、これに含まれるらしい。はてどんな投手だったか‥筆者もまったく記憶にない。

彼らのように、日本で何かをつかんでアメリカンドリームを成し遂げる‥というのが、マニア心をくすぐる。たとえMLB嫌いの筆者でも(笑)

 

一例をあげると、フィルダー阪神)やガリクソン(巨人)といった選手は有名だけれど、日ハムにいたロブ・デューシーという名の長身の外野手。1番を打ち、低打率だが、やたら選球眼は良い‥。主にセンターを守っていたが、レフトを任されていた試合で緩慢な守備をみせ、オリックスにサヨナラ優勝を決められたという、妙に印象深かったヤツ(苦笑)

 

彼なんか1996年にファイターズを退団後、マリナーズフィリーズを渡り歩きながら2001年まで、わりと息の長いプレーヤーになっていた。2004年のアテネ五輪では、カナダ代表として選出され、日本とも対戦している。このとき、ハム時代のチームメイト・金子誠と数年ぶりの再会を喜んでいた、かどうかは定かでない。

 

同誌では懐かしい顔ぶれがたくさん見られる。デューシーの名をみれば、件のように、いちいち感傷に浸って、当時の記憶を呼び起こしていた。あぁ、これをツマミに飲み屋で朝まで語れそう(笑)

 

 

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