センテンス・オータム

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【愛はキセキを起こす?ファイターズ野球の神髄】エースのやきう日誌 《8月27日版》

ひょっとしたら、ひょっとするぞ......

 

 

なんて、妙な期待を抱かせる首位とのゲーム差「6」。残り試合は30‥。だいぶ厳しいことには変わりないが、なんと西武さんとは、あと8試合も直接対決が残されているではないか!しかもホームゲームが「6」試合である。

もし万が一、ここから逆転優勝しようものなら2016シーズンに匹敵するキセキ。なんともタイムリーなレアードの登場曲変更♪

とにかく、よほど油断をしなければ今年こそはクライマックスには進出できそうで、10月まで我々ファンを愉しませてくれそうだ。

 

 

とまぁ、つい本当の先日まで完全に“諦め”モードとなっていたのに、キセキを信じそうになる、ずいぶん現金な筆者(苦笑)。これも偏に清宮幸太郎の「完全覚醒」に尽きる。前半の一軍に上がったばかりの頃は、カウントが追い込まれればもう三振‥左投手にはまったく歯が立たない‥といった“ひ弱さ”が、今の彼からは感じられない。

それに、この「爆発力」はなんだ?これまでの分を取り返そうと、打ちに打ちまくっている。あわよくば今年はファームで眠らせておいて来季新人王を狙わせるのもアリなのではないか?‥若干そんな弱腰になっていた時期が私にもあったけれど、今、清宮を打線から外せない。もはやファイターズに欠かせない存在とまでなってしまった。気づけば1年目の「大谷越え」となる4本塁打‥。二刀流の大谷と同等な評価・待遇を受けて入団してきた清宮自身も、とりあえず安堵しただろう。ポストシーズン、そして飛躍の来シーズンへ、一皮も二皮も向けた今後の清宮の活躍にも期待大だ。

 

 

あるいは白熱だった今夏の甲子園大会に触発されたか?

甲子園最強伝説 (DIA Collection)

 

 

鶴岡慎也にウルッ

 

野球の神様も粋な演出をしやがる。26日の東北楽天戦、最終回。“暫定クローザー”浦野博司の登場にスタンドはザワザワ‥していなかったと思うが、内心は“大緊張”であったろう。相手打線は、なにせ3番・島内からという前日とまったく同じ並び‥。早々に同点本塁打を浴びた浦野に、私も同日疑問を呈していたが、予想通り頑なな栗山監督。

前日と違っていたのは、すでに宮西尚生というカードを使い切っていたこと。あの場面を石川直ではなく、彼でいったということは、もうシーズン終了まで「クローザー・浦野」で突き通すのだろう。それならそれで良い。

 

いきなり島内にヒットを打たれるも、無事に後続を断った浦野。お立ち台で『浦野と組んで、0点に抑えられてよかった』と名指しで話す女房役の鶴岡慎也。‥これが本音だったのでないか。3試合も続けて失点したら、今度こそ自信を喪失しかねない。鶴岡の懸命なリードと、息子を見守る親父のような愛が、またひとりの投手を救った。

 

この発言を受けて、ベンチで深々と頭を下げていた浦野の姿に、おもわず目頭が熱くなっていた私‥‥。高校野球もいいけど、プロ野球もやっぱり素晴らしい。本当にイイチームに入団したな、清宮!

 

 

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