センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【清宮幸太郎はあって、中田翔がない?もの】エースのやきう日誌 《9月25日版》

噂通りの「逸品」でした.......

 

 

ベースボールマガジン社発行、その名もズバリ

 

甲辞園

 

甲辞園 《第一版》 高校野球甲子園のマルチ大事典[KOUJIEN]

 

少々お値段はするが(本家並み)、十分元は取れる。「やきう」好きなら。

実は私も特に“調べ事”はなかったのだが、最初のア行【愛工大名電高校】から最後の【ワッショイ】まで、この際ジックリ読み込んでいたらトータルで6時間近く経っていた。それほど、時間が経つのも忘れるくらいの作りこみ。超マニア仕様ともいえる(笑)

校歌はいつから唄いだしたのか?とか、例のサイレンの起源‥といった「鉄板ネタ」はもちろん、各語句に、様々な関係者の証言であったり、あるいは編集に携わった者の私見なども交えたりしていて、読み物としても非常に有意義。参考にもなる。‥ていうか【安樂の772球】て、こう来られると、もはや歴史上の出来事ぽい(笑)

あと、たとえば白河の関? これなんか新聞紙上等で文字はよく見かけていたけれども、具体的な意味が解らなかった。その長い間の疑問を本書が氷解してくれたし、【奇跡のバックホーム】の項の、“その後”がまた傑作。こうした随所に見受けられる作り手の“遊び心”が、イイね!だ。

 

甲子園を彩ってきた怪物、アイドル、名将‥。人物名も豊富。ちなみに【清原和博】の次の語句が【清宮幸太郎】である。前日ここで触れた大物たち‥北海道日本ハム関係者も多数。さすがは甲子園のアイドル好き球団!

清宮の他に、ダルビッシュ有大谷翔平斎藤佑樹はあるのに、風体はもっとも怪物らしい?中田翔の項はなし‥。ただ彼の場合【大阪桐蔭高校】や【西谷浩一】のところで名前は登場してくるので、割愛されてしまったか(苦笑)

 

 

王先輩から清宮幸太郎まで 早実野球部物語 (世の中への扉)

 

 

清宮で思い出した。24日のホークス戦、結果、勝利には繋がらなかったけれど、最終回のライト方向へ放った本塁打は実に見事であった。できれば前日の、チャンスの時に打ってくれれば言うことなしだったが‥まぁ仕方ない。2試合連続完封負けを阻止してくれただけでもヨシとしよう。

問題はその前の前を打つ、中田翔。カウントを有利にしながら結局、ボール球を振って三振‥。先頭打者、点差は2点。『俺が決めてやる』でなく、次につなぐ意識があれば、あのクソボールは見逃せたのではないか。仮にフォアで出塁していれば、清宮の一発が同点アーチとなっていた‥かもしれない。

 

この勝負どころにきて、中軸・近藤健介と中田の不調、おまけにレアードの欠場は、あまりに痛かった。この日の敗戦で、リーグ優勝の可能性は完全に消滅したとのこと。2位・ソフトバンクの背中も、だいぶ遠のいてしまった。

これからの残り試合、目標設定の仕方が難しい。タイトル争いに絡んでいる者以外は、ポストシーズンに向けた調整ということになるのだろう。しかし、これも前回記したように、ファイターズの「ファーストステージ」は、3位になった年にかぎってファイナルに進出している。つまり、2位よりも3位‥‥。少なくともデータ上ではそういう結果になっているのだ。

前半の勢いは消え失せ、最近はめっきりと弱くなってしまったが、諦めるのはまだ早い。北海道日本ハム版、史上最大の下剋上の可能性は、十分にあるとみていい。

 

 

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