『ユニフォームの違和感全くないなぁ!』
とは、ダルビッシュ弁.......
もう北海道を発って何年も経つけれど、ファイターズのことを常に気にかけてくれているのが嬉しい。もっとも彼は、大谷翔平らのOBとちがってSNSを頻繫に利用しているのも大きいが。
それにしても金子弌大(千尋)である。来年の選手名鑑は「18」吉田輝星のあとに「19」金子と続く。ダルビッシュも興味深々だった?この両投手‥。今からこの並びを想像しただけでワクワクする。きょうはえらく気分がいいから、せっかく訪問してくださった方に、まだどこの新聞でも触れていない、とっておきの情報を伝えよう。
ファイターズの「名ショートストップ」といえば、金子誠‥。なんと、弌大とまったく同じ、11月8日が誕生日.......
どうだ!驚いたか。これを知れただけでも、来た甲斐があっただろう。‥いつもありがとうございます(笑)
しかしながら、同一チームに在籍する同姓の選手(コーチ)が誕生日までかぶっているとは、なかなか珍しいパターン。スピリチュアルの観点からも、弌大の選択は、たぶん間違っていなかったのではないか。
あらためて金子弌大の成績を眺めていたのだが、実にすばらしい。2018シーズンまでで通算120勝。で、敗け数が78しかない。42も勝ち越していて、勝率にすると.606。失礼ながら、オリックスという決して強豪とはいえないチームで、これだけ白星をあげていたのである。
‥参考までに来季タイガースに移籍する、金子と長年「二本柱」を形成してきた西勇輝。彼は今シーズンまで74勝65敗で貯金が9‥。俗にいう『10勝しても、10敗する投手』の典型のような数字であるから、やはり、金子の高い勝率はひと際目を引く。もちろん、オリックスでちゃんと勝ち越している西も立派だけど。
筆者が憶えているのは、ドラフト時の逸話。ソースがなくて恐縮だが、当時の仰木監督が球団に激怒していたという話。ケガで投げられない投手を、なんでドラフト1位でわざわざ獲ったんだと。‥まぁたしかに、現場サイドとすれば、特にドラフトの上位選手には「即戦力」を期待するだろうから監督の言いたいことも解る。
実際に仰木政権時で金子の一軍での登板は叶わなかったが、後年、押しも押されもせぬ猛牛軍団のエースとなった金子。獲得に尽力したといわれる熊野輝光スカウトも、浮かばれたのではないか。
先述のとおり、金子は引き続きファイターズでも背番号「19」を背負う。先日、突然契約を解除された前任の19番、トンキンの件とは、おそらく無関係だと思う(苦笑)
彼の代わりに‥といってはナンだが、新たなクローザー候補として、今季MLBカブスに所属していた、ジャスティン・ハンコック投手の獲得が球団から発表された。
まだ、投球映像を目にしていないので、どういった投手なのかは判りかねるが、この投手も相当大きい。身長193ということは、高さはほぼ大谷と同じサイズ。身長が高いだけで、なんとなく上から投げおろす「速球派」なイメージがある。
近年、ファイターズではこうした高身長の外国人を獲るのが“流行り”で、クビになったトンキンがジャスト200センチ(以下cm)。先の日米野球でも来日、昨年まで北海道日本ハムでプレーしていたクリス・マーティンが203cm。その前のマイケル・クロッタが201cm、ボビー・ケッペルが196cmと続く。
野手と比べても、投手の“巨人ぶり”が、やたらに目立つ。この辺は「速くて、強いボールを投げられる外国人投手」を探し求めている、球団の一貫した方針が、結果的にそうさせているのかもしれない。
どうやらハンコックにも後ろを任せる模様。マーティンやトンキン同様のポジションで、彼は「成功例」のひとりとして名を連ねることができるだろうか-----