1999年7か月、空から恐怖の大王が来るだろう.......
とは、かの有名な「ノストラダムスの大予言」の中の一節。
あらためて、胡散臭い(笑)。長年疑問でいたのは、そもそもなぜ“1999年”だったのだろうと。たしかに一見“いかにも”そうではあるのだが。‥いま振り返ってみると、なんか『適当に言ったんじゃねーの』感が、正直しないわけでもない。
2019年3か月、台湾から最強の大王が来るだろう......
こちらはガチだが、すまん‥‥ちょっと無理やりだったか(苦笑)
それにしても、台湾の大王こと王柏融(ワン・ボーロン)の向こうでの扱われ方は凄まじいな。まさに「英雄」扱い。現地の五つ星ホテル?にお呼ばれした我らの栗さん、竹田球団社長も周囲の熱気に圧倒されたのか、少々緊張気味といったご様子でウケた。
“演出”もハンパなかった。わざわざファイターズナイン、プロデュースの「ビデオレター」を上映してみせたり。‥定かではないが、これから入ってくる選手に対してそんなことしたの、大スターの(当時)斎藤佑樹以来じゃないか。
しかしながら、思っていたよりも、彼は男前だった。ファイターズの爽やかなユニフォームもよく似合っていたし、祖国と変わらないくらい、日本でも人気者になれる可能性を秘めている。
こ、これ!来シーズン我々もぜひやろう(笑)
台湾プロ野球の応援がスゴイ!柏融大王!ラララララー♪ラララララー♪千葉ロッテマリーンズ~~♪超絶カワイイッ♥ラミガールズ LamiGirls
あるところで読んだ記事によると、台湾球界にはキレのあるボールを投げる左投手が現状ほとんどいなくて、(左打ちの)王柏融を抑えられる投手は皆無であった‥。したがってあれだけ高い打率を残せたわけで、日本ではそう簡単にはいかないだろう‥と。
そりゃ確かに簡単にはいかないだろうけど、でも、今のパ・リーグを見渡してみても各球団の主戦クラスの投手といえば.......
【楽天】岸・則本【西武】多和田【千葉ロッテ】ボルシンガー・石川・涌井【ソフトバンク】千賀・石川・武田etc
一様に皆「右腕」なのである。唯一、球界を代表する左腕、初対戦の左打者はまず打つことが難しいとされる菊池雄星でさえも、来シーズンには海を渡る。王柏融にとっては完全に「追い風」な情勢となっているのだ。
‥第一、王柏融が左投手を苦手にするのかどうかもまだ判らない。仮にそうだとして、パ・リーグだとソフトバンクの嘉弥真、楽天の高梨といった、いささか対応に手を焼きそうな「ワンポイント型」の左腕が各球団に数名いるけれども、今季ホールド王にも輝いた球界屈指の左腕・宮西尚生、彼が“味方”なのである。これは頼もしいかぎりではないか。大王を脅かすものは、さしてない。
レアードの退団が正式に決まった。ワン・ボーロンもアマチュア時代に三塁を守っていた経験はあるらしいが、そこはやはり守り慣れた外野で、まずは日本球界一年目を臨むはずだ。本職が外野の大田泰示が三塁に挑戦するなんて報道も、一部である。まったくもって我々ですら、予想もつかないファイターズの全貌。
2019年3か月‥‥北海道にドリームチーム、現る?