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【長い中断よりも、傘をさす西川よりも気になったコト】 エースのやきう日誌 《2019年5月19日版》

こうした微笑ましい光景が見られた一方で......

 

 

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グランドで西川遥輝がピンクの傘をさしていた頃には、土砂降りの雨。直後のファイターズの攻撃が始まる前に試合中断と相成った。中断が1時間にも亘ったのは私の長い野球人生においても初めて。その時点でファイターズはまたリードしていたから、試合の続行を願った。が、再開後にすぐさま逆転を許し、そのままホークスの前に屈する......

 

『これなら、あのままノーゲームになっていた方が』と思ったのは言うまでもない。いろいろ思うところはあったのだけれど、第一に、最近バッテリー間のミスが多くないだろうか。18日の試合がそうだったように、パスボールやらワイルドピッチが失点に絡むケースが、やたら目につく。

今朝の【サンデーモーニング】内で高木豊氏が『捕手の差が出た』そうコメントしていた。‥たしかに、それはあったかもしれない。ことごとく盗塁を刺した「甲斐キャノン」は、同日も目立っていた。しかし、これは能力なのであって誰にでも真似できるわけではない。なら、もっと基本的な部分で、守れるところはきちんと守ってほしいというのが、正直な想いだ。

 

 

Number(ナンバー)965号 BASEBALL FINAL 2018 鷹が撃つ。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))

 

 

一方で『仕方ないのかな』とも思う。今月だけでファイターズはすでに5人の捕手(鶴岡・黒羽根・清水・郡・石川亮)が先発のマスクを被っていた。これほど多くの捕手を起用しているチームは現時点で他にない。‥不測の事態に備え、ベンチ入り自体に問題はないが、ただ『あまりに色んな捕手を使い過ぎるのではないか?』といった懸念。

 

今シーズンの傾向を観ると、どうも各投手ごと、相性を考慮しながら捕手を変えているようだ。もちろん、そこには正捕手候補だった清水優心の出遅れの影響もあっただろう。病み上がりで、まだ無理もさせられない。

主戦の捕手を決めないのはファイターズの伝統で(北海道移転後)、それで実際強くなったからいいのだが、しかし、ここまで定まらないと‥固定できずにいると、多方面で悪影響を及ぼしそうな気がしてならない。

せいぜい「2枚体制」だろう。でなければ、なかなか骨太な捕手が育ってこない。出たり出なかったりでは、実戦感覚が鈍り、今日多発しているミスもますます増えてくるのではないか。出場を重ねないかぎり技術の向上はないのだ。

 

  

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