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【ネット嫌いでもで「エゴサーチ」してほしい?Fs選手+1】 エースのやきう日誌 《2019年5月23日版》

ネット上での毒舌‥‥もとい手厳しくも有難い“ご意見”を書き込む民を観察していると、日本ハムファイターズでは主に、2選手に向けた「口撃」が、わりあい目立つ。

 

 

一人は当然、中田翔。良くも悪くも彼は目立ってしまう。その点については考慮すべき点もあるが、良い方なんて、最近ほとんどない(失笑)。いくら優しい道産子ファン方も、そろそろ限界に達してきている頃だと思う。

 

22日の試合終了後、ファンがどういった想いで彼を見つめているのかネットサーチしてみたら案の定、辛辣な意見が並べられていた。それを見て、私はむしろ安心したのである。ファイターズというチームを誠に愛しているのなら、穏やかでいられるはずがないのだから。惨めなシーンをさんざん見せられて。

 

サーチの結果によれば、彼の現時点での得点圏打率が1割台らしい。こちらが『勝負弱いなぁ』と感じていても、意外とこの手の数字は高いのが、従来の中田ではあったけれど、今シーズンは“きちんと”成績にも反映されている。

 

松井裕樹と対峙した9回の攻撃が「まさに」といった塩梅で、2、3番の連打一打同点の“おぜん立て”をつくるも、4番の中田が三振に倒れた。ワンアウトから大田泰示がヘッドスライディングで内野安打を勝ち取った気迫も、中田には届かない。

次打者が代走から入った選手であったにも拘わらず、真っ向勝負を挑まれる4番打者‥‥。たしかに、ランナーを溜めたくない場面ではあったが、一発出ればサヨナラの場面である。慎重に攻めにいった結果、四球だった‥‥いうシーンも、他球団の4番打者なら往々にして考えられたケース。だが、最後は松井のストレートに空を斬って三振だ。

 

あの空振りをみたかぎり、彼の中に「繋ぐ」意識はなかっただろう。逆方向へ打つ気持ちが少しでもあったなら、最低でも犠牲フライは可能だったのではないか。むろん、点差は2点で、外野にフライを打ちあげたところで勝利に直結しなかった場面。

しかし、まずバットに当てなければ話にならない。訊けば同投手とは過去10打数以上対戦して、未だノーヒットだそうではないか。自身の状態と、状況を踏まえた打撃をしてほしかった。

‥そもそもの話、4番に座る打者が同じ投手相手にずっと「やられ続けたまま」でいるというのも、どうなんだろう。開幕戦のときのお立ち台で発した言葉ではないが、今のままでは、相手に“舐められ”続けるだけだ。

 

 

もうひとりは、中島卓也。彼も度々「口撃」の対象とされている.......

 

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主に打撃についてだが、これには同情すべき事情もある。2、3年前あたりから、やたらに「打てるショート」パ・リーグで増えているのだ。同日、有原航平から決勝本塁打を放った楽天の茂木をはじめ、ソフトバンク・今宮、西武・源田‥‥今シーズンは、オリックスの大城滉二も打撃好調だ。彼らと比べると明らかに見劣りしてしまう、中島の打撃力。

 

たしかに、もうレギュラーを張って何年にもなるのだし、現状物足りなさは感じる。ただ、それでも大きな不満はなかった。

今シーズンに関してはそれ以外の部分、たとえばバントミスが目についたり、打席上で持ち前の粘りをみせられず、あっけなく三振で終わるシーンも多かったり「らしさ」が全く感じられない。そういった姿に対して、一部のファンは不満を募らせているのだと思う。

‥レギュラーらしからぬ、途中交代される場面がここまでは目立つ。同様な想いは、首脳陣方にもあるのかもしれない。

 

昨年まで中島の代わりはいなかった。いわば“代えのきかない選手”だったが、今シーズンはちがう。ショートも守れる平沼翔太が台頭、石井一成の状態だって悪くない。いよいよ尻に火が付いた中島が今後どう変わっていくのか、陰ながら筆者も注目したい。

 

 

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