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【ヤクルトが連敗を止めてほしい(秘)理由&球史に名を刻んだ(珍)助っ人】 エースのやきう日誌 《2019年6月1日版》

5月終わりの時点で15連敗中‥‥月間20敗の球団ワースト記録‥‥

 

どうにか、ヤクルトに勝ってもらわねば

 

いや、これは別に綺麗事を言いたいわけではなく、まして同情をしているとかでもない。もっと切実な事情がある。

‥というのも、来週から始まるセパ交流戦の開幕が「vsファイターズ」なのだ。したがって、もし、万が一このままスワローズが順調に?敗け続けたとすれば、17連敗で北海道に乗り込んでくる。

一応、NPBの最多連敗記録は1998年の千葉ロッテ「18」だ。つまり、相手にとって不名誉な記録がかかった一戦となるわけで......

 

当然、目の色を変えて挑んでくるだろうし、メディアの扱われ方も通常のそれとは、だいぶ異なってくるはず。‥日本シリーズでもあるまいのに、そんな環境下で選手をやらせたくないといったところが、私どもの本音なのである。

 

とにかく、やりづらくて仕方ない。‥2年前だったか、13連敗中で現在のヤクルトと同様なシチュエーションにあった巨人軍が、札幌で連敗を止めた、我々からしたら“苦い記憶”がある。だから、なんとか今日明日のベイスターズ戦に、ヤクルトは勝利していただきたい‥‥という、こちらの勝手(笑)

 

 

天に向かってつば九郎(2) (ワイドKC)

 

 

「連敗」にまつわるデータが各紙で掲載されていて面白かった。ちなみに日本ハムファイターズ「14」が最多である。詳しく資料を追ってみると1984年7月10日から始まり、引き分け3試合を挟み、8月9日まで‥‥。ちょうど一か月も白星がなかったことになる。

筆者がこの時代にいたら、ノイローゼになってしまいそうだ(失笑)。当然のごとく、同年のファイターズはダントツの最下位。たしか、成績不振で退任した植村義信監督に代わって、大沢啓二氏が急遽指揮をとった時期にあたる頃‥。連敗街道のなか、親分が当時どんなボヤキをしていたのかも気になるところだ。

 

 

話を少しヤクルトスワローズに戻す。

ふと、このチームはどうして敗け続けているのだろうかと気になった。ラインナップを見ると、打撃陣はかなり優秀だ。5月31日現在チーム本塁打「66」はファイターズの倍近い数字。一方、投手陣に目を向ければ、なるほど‥‥先発ではファイターズから移籍の高梨裕稔が勝ち頭(4勝)という有様だった。やはり、打つだけで勝っていくのは難しいということか。いやはや、野球とは難しい。

 

ホームランといえば、先日放った清宮幸太郎の今季第1号本塁打が球団8000本目となるメモリアルアーチと報じられていた。7000本目が2009年10月の金子誠だから「8000」まで約10年の歳月を要した計算。

参考までに5000から6000、6000から7000本まで要した年数は、大体7年といったところ。今回はそれよりも時間がかかってしまったが、本拠地が広い札幌ドームに変わり、且つヒルマン監督のあたりから「スモールベースボール」が主流になったのも起因しているかもしれない。

笑ってしまったのは7500本目(2015.4/3)を打ったのがジェレミー・ハーミッダだったこと。この外国人選手、日本で記録したホームランは、わずかに1本。それが節目の本塁打となり、球団史に名を刻んだ。ある意味、清宮幸太郎よりも“持っている”.......

 

 

5月31日のオリックス戦、8回途中までノーヒットノーラン投球‥‥先発の加藤貴之が今季2勝目をマークした。

 

www.nikkansports.com

 

「大記録」を久々に見てみたかった。ファイターズという球団は近年、ノーヒットノーランをやっても、やられてもいない(よりによって日本シリーズで一度あり 失笑)ダルビッシュでも大谷翔平でも成しえなかった。‥案外、加藤のような“渋い系”の投手が記録してくれるのではと、期待を寄せながら見守っていたが、一歩及ばなかった。

 

しかし、パーフェクトのまま降板させた杉浦稔大のときと違い、今回はわりと加藤を引っ張ってくれた。1本打たれて交代なら、万人が納得。‥それにしても西崎幸広氏が1995年の西武戦で達成してから24年。次にファイターズで「ノーヒッター」となる投手は、いったい誰になるのだろう。

  

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