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【前代未聞の珍事に監督が「喝」認定?】 エースのやきう日誌 《2019年6月3日版》

先週末は色々なことが界隈にありすぎて、何から語るべきか迷うが、とりあえず、東京ヤクルトの連敗が止まったようで安堵した。これで4日から始まるヤクルト戦も、ファイターズナインは平常心で試合に臨めるだろう。

 

‥ただしかし、思い返してみると大型連敗がストップした後、直後に連勝するチームという例も、球界ではわりと多い。1990年の西武が8連敗をした後に9連勝をして(備考:1試合おいてまた7連勝)、すぐさま息を吹き返してきたのには恐れ入ったし、かの有名な18連敗を喫した千葉ロッテも連敗明け、地味に3連勝していた(備考:対F 2試合連続サヨナラ勝ち、福浦のサヨナラ弾)

その点は脅威なのだけれど、幸い、今のファイターズにも勢いがある。先月末から始まった連勝で5月は勝ち越しに成功。現在引き分けを挟んで、6連勝中だ。若手投手を試したり‥といった奇をてらう采配さえなければ、それこそ、このまま10連勝くらいしそうな勢い。何しろ清宮幸太郎が一軍戦線に復帰したあたりから、打線が活気づいている。少々のビハインドなら問題ない。

 

 

◇豪華競演

 

2日のオリックス戦では、王柏融が5安打の固め打ち。前日から6打数連続安打で、打率も3割台に乗せてきている。前カードの千葉ロッテ戦、王と同じく6打数連続安打を記録したのが、先月の月間打率が.380だった近藤健介。連勝期間中は5試合でマルチ安打、打率を一気に3分近く引き上げ、パ・リーグバットマンレース「2位」につけた。今、打率4割に最も近い男と言われる近藤と、台湾で2年連続4割超えの王‥‥。日台を代表する安打製造機の“豪華競演”を拝めるのは、ファイターズだけだ。

 

 

◇京セラ劇場

 

2日の京セラドームは、大阪桐蔭高校吹奏楽部が「バファローズ高校」を応援しに来ていた。

あの高校野球でよく耳にしていた演奏がプロ野球の試合で聴けるとは‥‥。甲子園とちがい、ドーム球場だから響く、響く(笑)。相手チームからすると、異様な迫力があった。アナウンスの仕方も甲子園“風味”で、感無量。私ら野球ファンもそうだが、選手たちも嬉しかった(萌えた)のではないか。

 

 

この球団は毎度ユニークな企画を催してくれる

youtu.be

 

 

中田翔の勝ち越しグランドスラムが飛び出す、直前のシーン。大田泰示の三塁ゴロをサードの白崎浩之が悪送球。セーフの判定も、タイミングは極めて微妙だった。当然、西村徳文監督は「リプレイ検証」を要求するのだが........

 

 

www.sanspo.com

 

まさかの「却下」チェッカーズの曲にかけたのだろうか。涙のリクエスト、却下‥。なかなか巧い。

 

と、感心している場合ではなく、筆者もこの場面は観ていたのだが、なぜ無効とされたのか、当日はよく解からなかった。上の記事によれば、リクエストをするタイミングが遅かったようで‥。

それほど極端に遅いとも感じなかったけれど、審判団はどうもお気に召さなかった‥らしい。たしかに思わず『セーフ!』と言ってしまいたくなる、白崎のいささか雑なプレイ。しかし、あらためて“非公式”リプレイ映像で見返すと、ほぼほぼ『アウト!』な感じなのである。

ほんの少し乗り遅れたばかりに、決勝点を献上してしまった。一瞬の迷いか、はたまた腰の重さが原因だったのか何なのか‥‥向こうのファンから言わせれば、本来選手を守るべき立場にある監督に「喝」なのではないか。

あの場面、エラーをした白崎も、満塁弾を浴びた投手のK-鈴木までも救える可能性があった。‥のちにあったリクエストは、さほど深刻でもない場面(それも判定覆らず)だっただけに、想いは余計だろう。

 

 

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