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【「最下位」だけは絶対にあってはならない、ある切実な事情】エースのやきう日誌 《2019年8月21日版》

後出しジャンケンのようでかっこわるいが.......

 

 

奥川恭伸君がいい

 

あらためてみると、本当に、すばらしい投手だ。元々それほど熱心に高校野球を観る方ではないけれど、でもどうだろう‥‥素人ながらに今まで「目撃」してきた投手のなかでは、彼がナンバーワンかもしれない。

準決勝で対戦した中京大中京の選手が試合後『今すぐにでもプロで活躍できる』そういった類の発言をしていた。そりゃあ150キロ前後のストレートを、あんなコーナーにビシバシと決められたら、まず高校生には打てない。球が速いだけでなく、制球力にも優れ、さらに変化球のキレ味も抜群ときた。

松坂大輔大谷翔平も高校時代、同様に好投手とされていたが、大量失点を喫する試合も見られたり、若い投手特有の“あやうさ”のようなものは、まだどこかで感じられた。‥奥川君には、その気配すらない。始まる前から「大会ナンバーワン投手」と形容され、その前評判どおりに好投を繰り返すメンタル、精神力も大したものだ。

 

中京大中京の選手ではないが、高校野球の中に一人、プロの選手が混じっているかのよう。たしか、奥川君の大先輩である松井秀喜氏も星稜野球部にいたとき、そう評されていたっけ.......

 

甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫)

 

 

と、今のうちに精一杯「奥川君愛」を語っておく。観れば観るほど彼が欲しくて欲しくて仕方ないのだが、ウチはたぶん、他の選手をドラフトで指名する‥。ファイターズなら“今すぐにも”先発ローテーションに加われそうなので、たいへん惜しい気もするのだけれど(苦笑)。MAX154キロの直球と、スライダーのコンビネーションで打者を翻弄する投球術は、それこそウチの有原航平と比べても遜色ないレベルにあったのではないだろうか。‥‥やっぱり、惜しい。

 

 

◇ファイターズ危機?

 

非常にマズいことになってきた――

 

気づけばソフトバンクの優勝マジック点灯が間近。もはや優勝争いどころの騒ぎではなく、下にいた球団がどんどん迫ってきているという現実。最低限、CSには出場してもらいたかったのだが、もし、もしもそれが叶わなかったら‥いや、4位以下どころか最下位という最悪な事態になってしまった場合‥‥筆者はあるコトを恐れている。責任を取る形で

 

監督が辞めてしまわないか、どうかだ

 

栗さんには、まだまだファイターズの監督でいてもらいたい。他の監督なんて考えられない。栗さんでなければ困るのだ。私たちファンはもう完全にマロン色‥もとい「栗山色」に染まってしまっている。今さら、“型にハマった”采配をする監督の野球など観れない。

 

しかしだからといって、永遠に栗さんが監督でいるわけにもいかない。良い区切りがあるとすれば、新球場が開場する2023年だろう。それまで、札幌ドームにファイターズが居続けるうちは、栗さんが監督でいてほしい。切実だ。

 

いろんなボスを過去に観てきたけれども、彼ほどロマンに満ちた監督はいなかった。『失ってみて気づいた』のでは遅い。今、監督をされているうちに、大衆はもっと栗さんの崇高さに気づくべきだ――

 

 

 みんな薄々解ってはいるんです

risingham.hatenadiary.com

 

 

‥とはいっても、現段階で私たちにできることは何もない。監督にヘンな気を起こさせぬよう、どうか選手の諸君がんばってくれ。

 

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