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【もう我慢限界?もっと怒れファイターズファンよ】エースのやきう日誌 《2019年8月29日版》

『ファイターズ内野陣がどこかおかしい』

 

 

コラムニストのえのきどいちろうあたりなら、そんなふうに“上品に”切り込むのだろうが、別にビジネスライターでもない私は‥私だけはこの際、ハッキリ言わせてもらおう。

 

バッカじゃなかろか、ルンバ

 

 

28日の埼玉西武ライオンズ戦‥。失策で決勝点を献上したうえ、日没コールド負け。コールドにする際は同点の時点で打ち切るケースが、けっこう多い。‥もちろん口には出さないけれど、そこに審判の配慮らしきものが多少垣間見えたりもする。だが、2点ビハインドのまま、ファイターズにとっては非情なコールが宣告された。むしろ、“うしろ”が弱い相手投手陣を考えれば、試合はこれからだというときに。

‥コールドは、まぁ致し方ないにせよ、そこへ至るまでのプロセスが“ブサイク”すぎる。釧路の地でかいた赤っ恥。ファイターズの「今」に、物申したい――

 

 

hochi.news

 

ちょうど一週間前に行われた同戦でファイターズは5失策。二軍でも、いや、高校野球ですら滅多に拝めない。27日からの釧路連戦においても、ミスが失点に結び付いている。このカードはとりわけファイターズに、手痛いミスが多い。先月の中島のサヨナラエラー、振り返れば昨年もリーグ優勝を遠のかせる石井の暴投があった。

 

強打の西武相手には、一見、投手に有利と思われる広大な札幌ドームで試合をすべき‥‥試合前からなんとなく嫌な予感はしていたのだけれど、実際に観戦していると、また別の不安が頭をもたげてきた。釧路市民球場の形状が、相手本拠地と瓜二つなのである。さながら屋根のない(涼しい)メットライフドーム。それでノビノビできたわけでもないのだろうが、連日西武打線は打ちまくった。他チームならいい。西武と、ここで試合を組んじゃいけなかった。

 

‥こんな元も子もない“愚痴”を書かせるのは、不甲斐ないファイターズの守りのせい。

西武10得点中、8点がツーアウトから。守れない持ちこたえられないで、ズルズルと失点を重ねていってしまう、今月おなじみの光景。明らかに中継ぎ陣は疲弊している。春先からの先発「ショートスターター制」の弊害が今、この時期になって表れてきたか。

 

結果的に決勝点を与えてしまう形となった近藤健介の暴投も、普段は外野を守る機会の方が多いのを考えると、彼だけを責めるわけにもいかない。野手が複数のポジションを就ければ、たしかに攻撃面でのバリエーションは広がる。だが、これを繰り返していては、特定位置の「プロフェッショナル」は生まれてこない。複数ポジションはファイターズ球団の“こだわり”でもあるようなのだが、そうしたリスクもある。

 

右から、セカンド田中賢‥ショート金子‥サード小谷野‥‥。強かった時代は、少なくとも内野は固定できていた。気づけば守備位置が固定されているのは、セカンドの渡邉諒くらい。ファイターズの内野は現状、グラグラだ。‥しかしながら、ここまで内野手にエラーが多発すると、たとえ打力のある選手を放出してまで大橋穣東映)という名遊撃手を獲得した阪急・西本幸雄監督の意図も、少し解かる気がした。

 

 

打率は変わらない。中島卓もここを目指してほしい

BBM 東都リーグ80周年 亜細亜大学 大橋穣 直筆 サイン カード 100枚限定 2011 ベースボールマガジン社

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“こだわり”といえば、打順2番に組み込まれた大田泰示。近ごろ調子を取り戻してきた大田に送りバントをさせないのは理解できる。だから、以外の主力選手‥‥たとえば当たっていない王柏融であるとか清宮にだって、状況によってはバントをさせたっていいと思う。

先述釧路のゲームでは、クリーンナップを務める森友哉ですらバントしていた。自主的かどうかは定かでないが、西武サイドの意識のちがいには、私もおもわず感心してしまった。もう「なりふり構わず」にならないといけないのは、順位が下のファイターズの方なのに。

‥相手があるのだから、勝敗は仕方ない。最後まで、もっとプロらしい試合を見せてほしいというのが今の(弱い)ファイターズに対する、筆者の率直な想いだ。

 

 

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