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【「バルス」目前!ファイターズ野球崩壊の危機】エースのやきう日誌 《2019年8月31日版》

昨夜の金曜ロードショー枠で【天空の城ラピュタ】が放映されていた。今回のキャッチコピーは『夏の終わりに心躍る大冒険へでかけよう』。秀逸すぎる。野球を途中で切り上げ、大冒険を堪能した次第。

 

ファイターズは、30日夜の時点でとうとう6位とゲーム差なしのところまで来てしまった。きょうにも、恐れていた単独最下位になる可能性が。‥ムスカ大佐風に言うなら、順調ではなくなった航海。ゴミもとい、ザルのような守備に我々も目がぁあーー。

さながら『夏の終わりに心沈む最下位ロードへでかけよう』のごとくである.......

 

 

想造ガレリア フラップター

※画像はイメージ

 

 

前のエントリで内野手のミスを多さを指摘していた矢先、またも守りのミス絡みで先制点を与え、釧路の連戦につづき帯広の試合でも敗戦。これで埼玉西武はカード3連勝とし、30日から始まった福岡ソフトバンクとの「首位攻防戦」を盛り上げるのに、ファイターズは一役買っただけの格好。

しかし記録には表れない、外野の緩慢な守備もけっこう見られた。士気の部分でもあの連戦‥‥最近のファイターズは大丈夫なのだろうかと、いささか不安になった。

 

SNS上では連日失点につながる暴投をした近藤健介がやり玉に挙げられていたけれど、ここにきて私はチームの編成の仕方に問題があったような気がしてならない。まず、数少ない長距離打者の中田翔清宮幸太郎が、まったく同じポジションしか守れない。

厳密にいうと近年故障がちな中田は、もう一塁以外難しいのではないか。となれば清宮は必然、外野(レフト)に回り、近藤とかぶる。そこには、やはり外野(レフト)しか守れない王柏融もいる。仕方なしに経験のある近藤がサードに回れば、送球難を露呈。

 

球団は、オフに中田と複数年契約を結んでいる。清宮はどう育てていくのか‥。王にはどこのポジションを守らせるのか‥。

中田がいるかぎり、ファイターズはずっとこの難題を突き付けられる。むろん、その全員が使えれば言うことないが、守備力の低下は目に見えており、これでは投手が可哀想だ。いくら打っても、失点を防ぐことがなければ試合には勝てない。ファイターズが常勝でいた頃の「守り勝つ野球」が懐かしい。

 

 

www.jiji.com

 

ところ変わって30日の仙台、東北楽天戦。‥珍しく栗山監督が手厳しい。たしかに先発して6失点の北浦竜次に弁解の余地はないかもしれない。だが、もとを正せば4回の大量失点はレフト・清宮の横を越える、島内宏明のツーベースから始まっている。もう一度言うが「横を越された」のだ。頭を越されたのではなく‥。

西武・金子侑司のような脚力があれば‥とまでは言わない。言えない。あそこまでいかなくとも、ある程度守備力のある選手なら、取っていた(追いついていた)可能性があった。もちろん、今の清宮幸太郎に金子並みの守りを求めるのが酷だということは、筆者とて重々承知している。‥でも、それでもやはり、あの打球を万が一アウトにさせていたら、また違った試合展開、北浦のピッチングが見られた気がしないでもない。

 

ならば、打線が早いうちに援護してあげたいところ、中盤まで沈黙。3回までは毎回得点圏に走者を進めながらの拙攻だ。道東シリーズ無安打に終わった中田は、大量リードを許してからの2安打では正直、あまり価値がない。一軍昇格後も(イイ感じになってきた清宮の打順を下げて)4番に据えられているのだから、走者を還す一打を。

 

4回に失点を喫するまで、北浦はすばらしかった(島内のが初被安打)。伸びのある直球を武器にストレートで押していく投球は、若き日の石井一久を彷彿とさせた。それだけに先制点をプレゼントできなかったのが悔やまれる。彼を敗戦投手にしてしまったのは、打者陣にも責任がある。

 

不安定なディフェンス面を補って余りあるほど打って、打ちまくる‥‥。それが以前、一世を風靡した「ビックバン打線」最大の特徴であり、長所でもあったのが、打てない・守れない・防げないでは今の位置もやむなしか。

 

 

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