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【田中賢と《恐怖》千葉ロッテの話】エースのやきう日誌 《2019年9月13日版》

できたら、やめてほしかったんだよねぇ......

 

 

田中賢介の?‥‥引退興行的な?‥‥そういうやつ。

 

hochi.news

 

 

だって、もう辞めざるをえない空気に、自然となっていくじゃない。たとえ本人が決意していたのだとしても。だから、本当のギリギリなところまで引き延ばしてもらいたかった。

それで“予告通り”に辞めるなら、納得というか諦めはつくし、最終的に『やっぱ身体がまだ動くんで現役、続けます』とかでも、ちょっとかっこわるいかもしれないけれど(笑)、大衆は受け入れてくれたと思う。むしろ、この令和最初の「ビックサプライズ」を期待する自分も、どこかにいた。

 

今シーズンの好調さをみていると“もったいない”気がする。当然、必要な戦力だった。しかし、壇上で妙に爽やかな田中賢を眺めているうち、これはこれでアリなのかな‥‥そんな想いも。

 

リンク先ニュースにある大島康徳氏も、現役最終年になって『打撃の極意をつかんだ』といった旨の発言を、様々なところでされている。事実、引退した1994年は“ほぼ”代打専門ながら打率.323、OPSは.823と、打棒は冴えていた。(※もっとも氏自身は現役を望んでいたそう)

大島氏ほどではないが、田中賢と同じ釜の飯を食った選手でいうと田中幸雄氏も、最終年は5本のホームランを放って健在ぶりをアピールし、SHINJOのケースは‥少し特殊だけれども、傍目からはまだ出来そう(やれそう)に映った。

彼らのこうしたケースは戦力的には痛い。が、戦力としても惜しまれながら現役を退ける選手は、ほとんどいない。これもまた、引き際にさいしてひとつの「美学」であるのだと思うと、なんだか今回も、“らしい”気がしてきた。

 

‥とはいえ、北海道、まだ関東にも試合は残っている。すべてを見届けられたとき、田中賢については、またあらためて綴りたい。最終戦までに残り6本と迫った(13日現在)1500安打を達成させてあげたい。

 

ケンスケも「出演」した

「FIGHTERS THE MOVIE ?Challenge with Dream?」

 

 

◇獅子は心してかかれ

 

 

突然だが、千葉ロッテマリーンズの話である。こちらも福浦和也の「引退試合」がファイターズ戦(9/23)に組まれているとか‥。2年前の井口資仁引退試合の際は、盛り上げることができて何より(笑)。福浦はロッテ一筋の生え抜きだから、感慨もまた一入なのではないか。‥誰が対戦することになるのか分からないが、当日、当たったファイターズ投手陣は失礼のないよう、真っ向勝負で挑め。

 

しかしながら、秋口のロッテは強い‥。厳密には何か「目標」を持ったときのロッテほど不気味且つ、おそろしい球団はない。むろん、今でいえばCS進出が現実的な目標だろう。昔でいうと、CSなんてなかったからこの時期、相手の「胴上げ阻止」とかに絡んでくるチームが、パ・リーグでは必ずと言っていいほど Lotte!だった。

 

近鉄逆転Vの夢を打ち砕いた有名な「10.19」しかり、地元神戸Vを目指すオリックスに、なんと三タテ喰らわせてしまうシーンもみられた。CS(プレーオフ)導入後は、そこを勝ち抜いて日本一まで上りつめること二度‥‥。どこかに向かっているときのロッテの強さ、ハンパねぇ。なぜ、そうした野球を春先からできな‥否、これ以上はやめておこう。

 

13日からは連覇を目指す、埼玉西武との4連戦メットライフD)が控える。一方のロッテも、まだCS進出に予断を許さない状況にあり、目の色を変えて臨むはず。追い込まれたときほど真価を発揮する、DBサイヤ人のごとくなロッテ。‥負けられないレオ軍団には脅威でしかない。この対決、見ものだ。

 

 

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