センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【独自目線!2019「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」を斬る】エースのやきう日誌 《2020年1月02日版》

これだけ似ていない親子も珍しいだろう。

 

言ってはいけない ―残酷すぎる真実】の著者で作家の橘玲氏によると、10人に1人は『実の父親は違う』そんな調査結果も出ているそう。‥‥言ってはいけないが、その親子に対しても同じ疑念を持ってしまう自分が正直、過去にいた。

 

昨年あたりからテレビで見かける機会が多くなったMatt(マット)。先の紅白歌合戦では天童よしみの応援に駆け付け、得意のピアノを披露。曲の終わりに、彼女ともども大きなビジョンにドアップで、その日本人離れした美しいお顔が‥‥。

曲紹介の際にも触れられていた、元巨人の桑田真澄氏が父親という事実に、それまでMattを知らなかった全国のお爺ちゃんお婆ちゃん方は、さぞ驚かれたのでないか。

 

bunshun.jp

 

本当は、ベースボールをやらせてみたかったとか。‥あらためてMattのプロフィールを覗いてみると、身長は181センチで、けっこう高い。そのうえ脚力もあるとなれば「素材」とすれば、たしかに魅力的だ。まして、もともと170少々という高くはない身長で、巨人軍のエースにまで昇りつめた当の父親、真澄氏である。

Mattの生まれは1994年。伝説の「10.8決戦」で胴上げ投手となり、プロ入りからしばらく続いた「ダーティー」なイメージを、完全に拭い去ったこの年。まさしくプロ野球人生の絶頂期にいた頃だったが、翌年、試合中の故障で重症を負う。

そのリハビリの一環として習い始めたのが、ピアノ。いかにも繊細で、AB型の桑田らしい発想だけれど、それが幼いMattとピアノを結び付けるキッカケともなったのだから、ヒトの人生どこでどう転ぶか本当に分からない。

 

Mattの「スッピン」を、筆者はまだ見たことがない。よって現役時代から、妙に“か細かった”声だけが、今は、かすかに父の姿を連想させる。

 

ちなみに紅白歌合戦は観たことがなかったらしい

予想もつかないStory

 

 

プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男たち

 

12月30日夜、「レコ大」あとの枠がすっかり定着した感のある同番組。

年々厳しさを増していく、クビを宣告された男たちの“再就職”事情だが、今回は何のドラマも起こらず、いっそう顕著な回となってしまった。

 

一人目は巨人を追われた、森福允彦。放送の少し前に『現役引退』との報道があったばかり。結果、彼の苦悩と、いかに特定のファンから愛されていたかを、ただ知っただけの構成。実に番組泣かせだった、かつての名サウスポー。

 

トライアウトを受験したのは『一応は‥』のつもりだったと思う、本人は。名声やプライドが邪魔をし、受験せずに、けっきょくどこからも声がかからず、宙ぶらりんになった選手を、彼もたくさん見てきているはずだから。したがって最後まで手を挙げる球団が現れなかったのは、彼にとって大きな「誤算」であったにちがいない。

 

森福のようにトライアウトできちんと結果を残したにもかかわらず(昨シーズンは二軍でも好成績)、どこからも声がかからないとなれば、もはやどうしようもなくなる。仮にシーズン中なら、まだ需要はあったかもしれず、瀬戸際にいる選手たちのためにもぜひ「現役ドラフト」の実施を。

 

二人目は、昨季まで中日ドラゴンズに在籍していた友永翔太。個人的によくは存じ上げていなかったが、北海道日本ハムの近藤健介の声と、喋り方まで酷似していたのが、やたら印象的な選手だった。彼のときに【ワールドトライアウト】なる昨年から始まった新トライアウトも番組内で取り上げられ、新たな道を拓けた点においては制作サイドも得るものは多かったのではないか。

 

三人目が、こちらも中日で活躍していた若松駿太。今放送唯一の“妻帯者”で、野次馬男たちの視線を釘付けにした(笑)。知人が開いた食事会‥とは、元プロ野球選手でユーチューバーの笠原将生いわく「合コン」が出会いの場であったのは、ほぼ確実。そういえば「野球選手好き」「野球選手狙い」をそこかしこにプンプンと匂わす嫁さんだった。

 

他球団からオファーがあるのか、ないのか―― 

当人も視聴者も、いちばん緊張するときに、iPhoneの着信音auのCMで踊り出すアレ)。若松投手にまったく罪はないが、緊張感を生まぬあの音色は、およそ番組向きではない‥気もした 《了》

 

 

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