このまえ見かけた、新潮のフォトグラビアがおもしろかった。
佐々木朗希が何かを"ガン見”している‥‥その視線の先に「M Splash!!」のメンバー(ダンスチームの女の子)がいたという(※1)。
『いやー都会女子はすばらしい!ビューティフォー!!』そう感動していたのだろうか。‥たしかに可愛いらしい娘で、おもわずオジサンも名前が知りたくなり、直後にマリーンズ球団公式サイトへ赴いたほど。‥ところで、そのロッテさんが「全面禁煙」に踏み切ったというのは、本当デスカ?
ときは嫌煙時代全盛。しかし、ここまでガチガチに縛り付けなくても良いと思うのだが。成人で、且つ他人に害を及ぼさなければ、吸いたいやつは吸えばいい。個人の自由だ。
色んなところから情報を得たかぎり、現在(いま)でも半数近く、もしくは以上の選手が「喫煙者」と訊いている。昔は、もっといたのではないか。
先日急逝した、野村克也氏も選手時代は吸っていたようだし、印象的なのがV9巨人? 長嶋サンのタバコに、後輩の王サンが火を付ける‥そんな「ON」ツーショット写真も、以前に見かけた。
筆者の馴染みのあるところでは、大沢啓二と江夏豊の師弟コンビ。メディア出演時はもちろん、試合後の囲み取材などでも記者の隣で堂々と、紫煙をくゆらせていたのだから、いま考えるとすごい時代であった。
こうした球界のレジェンドたちはきちんと成績を残されているし、(一般的に見て)長生きもしている。タバコだけを完全な「悪」とみなすのは止めよう。‥‥かくいう私も喫煙者。お願いだから、ここぐらい好きなコト言わせて?
ベースボールマガジン社発行の「選手名鑑号」が、このたび発売となった――
『その年の表紙を飾るはどの選手か?』というのが、ベースボールマニアの間で話題となる。だが、今年2020年ほど、予想が難しい年はなく、実際に外れまくった。私が毎年購入している「ベーマガ社」製品限定で話をするなら、ある程度"法則”のようなものはあって、大まかに.......
1.前年大活躍した選手
2.今シーズン加入した「話題性のある」選手
3. 「1.2」がない場合、チームを象徴する名の知れた有名選手
それらに該当する選手の、ノミネート確率が高い。この法則に当てはめるなら、西武は松坂大輔vs昨シーズン優勝メンバー。結果、森友哉が選ばれた。彼はMVPを獲ったほどの選手だから、まぁ妥当といえば妥当か。もう「平成の怪物」は通用しない‥。
ソフトバンクは、まさかのギータ柳田。てっきり2019年もフル稼働した千賀滉大だとばかり‥‥。楽天はロッテから移籍の鈴木大地。他に目ぼしいスターはいなかったのか。いくら新加入選手とはいえ。‥昨年、則本&岸の2巨投が不本意な成績で終わったのが痛い。通年なら彼ら。
ロッテ・佐々木朗希は予想通り。というか佐々木しかいない。日ハムはタイトルホルダーの有原航平を持ってきた。案外、中田翔あたりも久々来るのでは?と睨んでいたが、有原を「チームの顔」と認定してくれた、ベーマガ社に感謝(笑)
オリックスの予想も難航。話題の新外国人・ジョーンズもあり得たし、侍ジャパンメンバーでもある、吉田正尚の線もあったなかで、山本由伸。なるほど‥そう来たか。山岡泰輔よりかは納得?
その点、セ・リーグの方は比較的当てやすかったけれど、中日だけ"かすりも”しなかった。3球団競合の末引き当てたドライチ・石川昂弥は、新人が他に奥川恭伸と佐々木までいては、さすがにクドかったか。‥‥全体を見たうえで、バランスの取れた編成の仕方も、名鑑表紙の選手選考には大事になってくる。
今朝見かけたニュースによると、今年度のドラフトは飛びぬけた候補生、いわゆる「目玉」が現段階で不在らしい。来年は、さらに予想が難しくなりそうなこと請け合い。
《参考》
(※1)週刊新潮 2020年 2/20 号 [雑誌]より