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【快投「上沢直之」&祝支配下「樋口龍之介」に求めるもの】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年9月23日版》

プロ野球選手のユーチューバー。本当に増えたねぇ.......

 

 

笠原、片岡(篤史)くらいまでカバーしていたけれど、自分の知らぬ間にクロマティやらデーブ大久保石毛宏典といった有名どころがズラリ参入。とても全員は追いきれない。

選手ではないが、野球好き石橋貴明のチャンネルに「出演」していたのは清原和博。なんでもそれによって再生回数がグンと伸びたそうで、彼の人気は不変な模様。先日はデーブのチャンネルにも顔を覗かせていた。

その清原に匹敵するビッグネーム・江夏豊が最近、各チャンネルで姿を見せていたのに驚く。ともに黒歴史を持つ、名球会プレーヤー。‥なるほどテレビよりは敷居が高くなさそうなYouTubeは、打って付けな媒体と言える。今の若者はテレビなんかほとんど視ないので、これは両者にとってもかえって好都合だろう。

どこかのチャンネルが得意とする球界「裏話」的なものもいいが、一時代を築いた江夏・清原両氏にはぜひ、野球の「真髄」のような話をして頂けたら一層ありがたい。

 

 

◇真のエース

 

上沢直之が「隠れ防御率1位」そんな記事の見出しを某紙で見かけた――

 

 

脚光を浴びたドラフト同期組

FORTE【フォルテ】 2020年10月号[雑誌]

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22日の埼玉西武戦であげた今季7勝目(3敗)は、チームの勝ち頭である。くわえて防御率2.23。同日時点で、規定投球回数には9イニングほど足りていないが、仮に今のパ・リーグのランキングに当てはめたら断然トップ。‥このまま行けば、じきに規定投球回数にも達するだろうから、自身初のタイトル獲得の可能性も出てきた。

西武戦まで7試合連続QS達成。うち5試合に勝ちがつき、いずれも2失点以下というのだから文句のつけようがない。9月1日の東北楽天戦ではチーム初となる「完投勝利」も記録している。

この間、黒星がついた日も調子は良くないながら6イニング以上は投げて、かならず試合をつくる‥。これが、まごうことなきエースたる者の姿。今シーズンの上沢は誠にすばらしい。昨年ケガで後半戦を棒に振ってしまったのが、よけいに悔やまれる。彼がいたら、また違うペナント順位になっていたかもしれない‥。

現在防御率ランキング1位のオリックス・山本由伸(2.63)が調子を上げてきているのがいささか気がかりだけれど、安定感の増した今シーズンの上沢なら、きっと彼とも互角に渡り合えるはずだ。

 

 

◇秋に訪れた光明

 

ここでも何度か触れたことのある、樋口龍之介(26)がついに支配下登録を勝ち取った――

 

www.sponichi.co.jp

 

 

正直、遅すぎたくらい(苦笑)。しかし、優勝争いから半歩後退したファイターズにあって樋口の「昇格」は、明るいニュースとなった。

ルーキー選手特有の「一過性」のものかと思って観ていたら、開幕からずっと好調を維持。高打率でいて、本塁打も、現時点でイースタンリーグトップの数字というのだからアッパレである。

横尾俊建の二軍降格後は、左打者と比べ、右打ちの控え野手‥「右の代打」が不足していた。ユーティリティーの魂コンビ、松本・杉谷は、できるだけ試合終盤まで残しておきたい。したがって「強打」の樋口には、まずそこを目指してもらいたい。あるいは左投手が相手のときには、(不調の清宮に代わって)指名打者という線もある。

 

育成枠から這い上がってきた、ハングリー精神。今のチームに欠けて見えるそれを、樋口のバットで打破してほしい。

 

 

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