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【異変?吉田輝星&愛すべき「タケウチ」】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年9月28日版》

稲葉夫人がなんだ、山口元メンバーがどうのといった芸能関連の報道にも関心を持ったが、それはおいおい触れるとして、まず何よりも衝撃的だったのが、竹内結子急死の一報。まさか、彼女も自死とは‥‥。

 

ドラマ【半沢直樹】で話題を集め、犬のような無垢な眼差しで視聴者を虜にした、江口のりこと同学年。‥女優としても、ヒトとしてもまだこれからという年齢のときに。‥大小のちがいはあれど、人間は誰しも闇をかかえて生きている。彼女にも人知れぬものがあったのだろう。けれども、たとえ自殺であったとしても「病死」とか、他の報道のされ方はできなかったのか。

一見キラキラ見える芸能人の自殺がこうも続くと、私ふくめた一介の庶民はよけいに虚しさを募らせるばかり。既婚の彼女の場合、そのシチュエーション(場所が自宅)もそうだが、遺された家族のメンタル面も心配になる。

 

同世代で筆者と同郷でもある、竹内結子の出演作品は多く観てきた。しかし、ドラマよりも「エッセイスト」としての姿の方が、個人的には印象深い。‥過去、雑誌に掲載されていた連載をまとめた【ニオイふぇちぃ】というタイトルの本が出版されている。これが愉しかった。

 

主に身近に起きた出来事、仕事について、口語体の「自分語り」をしているのだけれど、テンポよくリズミカルな文体、かつ、お笑いのツボも押さえ、どちらかといえば女芸人的なノリ(笑)。売れっ子女優特有の「すました」感じがどこにもない。

テレビとのギャップといい、その「切り口」にちょっとした衝撃を受けた私などはガチな話、文章を綴るうえで、だいぶ参考させてもらったほどだ。

 

憎めない、あの一人称・タケウチのあまりに突然の死‥‥。いまだに現実を受け止められないでいる。

 

 

ニオイふぇちぃ2 カロリーオフ (ニオイふぇちぃ (2))

(C)amazon

 

 

◇若手選手の明と暗

 

阪神タイガースクラスターが発生? 阪神、のみならず球界全体でいちばん恐れいてたのはコレだろう。直近の一軍戦オーダーを眺めていたら、主力選手に陽性者は出ていない模様‥。不幸中の幸いといったところか。

 

2009年の北海道日本ハムを思い出す。あのときは新型インフルエンザ。いま話題の?O捕手を皮切りに、阪神とちがって主力選手に感染者が続々と出てしまい、満足に打線も組めなかった。優勝目前での足踏み。想定外の事態で私たちもおおいに焦ったが、それまでの貯金がモノをいって事なきを得た......

 

 

前週、北海道日本ハムは下位2のチーム(当時)相手に3勝3敗。大勝(20安打)したかと思えば、逆に大敗(20被安打)を喫したり、乗れそうで乗り切れない。少ない光明は、なんといっても絶好調の大田泰示20試合連続安打で、28日現在も継続中。

 

こう、そこかしこで記録を取り上げられると、翌日の試合でストップしたりだとかはままあるので、あまり触れないようにしていたが‥。ここまで来たら、森本稀哲の球団記録「24試合連続」までは、どうにか行ってほしい(巧打者とも言えなかった稀哲がそんな記録を持っていたのに、あらためて驚く)

 

樋口龍之介は支配下登録後、即プロ初安打。負傷のビヤヌエバと替わった、田宮裕涼(ゆあ)も初安打。遅ればせながら清宮幸太郎が長打を打ち始めたりと、若手野手の台頭がフォーカスされた一方で27日、今季2度目の先発登板に臨んだ、吉田輝星が2回途中でノックアウト。

 

一体どうしたというのか。画面越しからも、球がまったく来ていない。MAX150キロの金足農時代はおろか、プロ1年目、昨シーズンのものと比べても物足りない球威、スピード。二歩も三歩も「後退」してしまった印象である。

 

 

www.sponichi.co.jp

 

 

栗山監督いわく(吉田は)『直球が生命線』。それでいてストレートが140キロ超では、いくら下位に沈むオリックス打線とはいえ、攻略は容易い。‥まぁ前回の楽天戦ではもう少し球に勢いがあるように見えたから、きっと当日はコンディションがよくなかったのだろう。そうでも思わなければ、見せ場なく、あっという間にベンチへ退いた吉田輝星の将来さえ不安になった。

‥いずれにせよ、あの出来では今季中の登板はもう難しい。栗山監督に、まだ少しでも上の順位を目指す意思があるのなら。高卒3年目となる来季は、勝負の年――

 

 

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