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【「球界ココだけの話」栗山英樹監督「今季いっぱい」説】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年10月03日版》

ファンブログ、のような体裁を一応取っていないから書けるのだけれども‥‥もう限界なのかなと。今季で9シーズン目を迎えた「栗山政権」についてだ。

 

 

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自力CS消滅。昨年は前半戦に首位争いを演じながら、後半戦に記録的な失速。今年も実に摩訶不思議なシーズンであった。

 

これまでも「敗因」の素を幾つか挙げてきたが、いちばん解せないのはリーグ打率10傑に4人も並べながら、さらに付け加えるなら同得点圏打率トップ5に3選手もいながら、得点能力が著しく低い点だ(以下、成績は全て2日時点)

しかし、調べてみると総得点は386でソフトバンクと並んでリーグ2位タイ。もちろん失点のちがいはあれど、そのソフトバンクは貯金14をかかえ首位を走っているのに、北海道日本ハムは借金5の5位だ。一体これほど大差の要因は何なのだろう。

 

 

おそらく「効率」の悪さなのではないか。みな社会人になって重要さを説かれる、あのコウリツ。‥筆者はここまでの90試合、ほぼ全試合を観てきた。おかげで半数以上の敗け試合を目の当たりにしてきたわけだが、試合を決定づける「ここぞ」の一本が出ない。それは得点圏打率上位の3選手、近藤・西川・大田にしたってそう。

試しに、パッと瞬時に彼らの殊勲打を脳裏に浮かべられるファンが今、何人おられるだろうか。ほぼ全試合を観てきた私でもこのザマである。得点機のなかでも、さらに絞った「有効打」の数の少なさが、これだけの敗け試合を生み、上位との差を開かせた――

 

 

◇依怙贔屓?

 

栗山野球に半ば「見切り」をつけたのには、まだ他のメディアでは触れていない、成績では表せない大きな理由が、他にある。特定の選手に偏った起用を見せる‥のは何も今に始まったことではないけれども、たとえば今年、谷口雄也を一軍に上げないのが解せない。厳密には上がった時期もあったが、すぐにファームへ戻された。

 

今季、2日現在で規定打席未満ながら.370のハイアベレージを記録。1日の千葉ロッテ戦では1試合2本塁打するなど、依然好調をキープしているのにお声がかからない。守るポジションの違いはあれ、同じ左打ち‥‥低打率でなかなか結果を残せていない清宮幸太郎を使い続けて谷口を使わない理由は、何なのだろう。

来季を見据えた、例年なら9、10月にされるような采配を、栗山監督はずっとしてきた。眼前の試合に勝つためには、(中田を守らせ)彼をDHに入れることだってできたはずで、清宮を頑なに起用していたせいで落とした試合も、1試合2試合どころの騒ぎではない。

 

‥そうした「依怙贔屓」などしない監督だと思っていた。元甲子園のヒーロー好きのキライはあるが、でも、これまでは比較的平等なタクトを振るってきていたのに、今年はチームの調子がよくないせいか、余計に目にいってしまう。

 

 

 

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このような観点からも、新しい風を吹き込む必要性を考えた。

東京五輪で監督を務めた稲葉篤紀氏が来オフ、北海道日本ハムの監督に就任するというウワサもある。‥となれば必然、栗山監督「留任」となる運びだが、来季もゴリゴリシーズン半ばから「育成」をされたら、たまったものではない。あくまでファンの視点だけれど、それとは別に、選手の方から不満の声が出ていないのかも、実、心配になっている。

 

プロ野球選手とて人間だ。『なぜあんなに打ってない奴がスタメンで使われて、俺がずっとベンチ(二軍)なのか』となるだろう。‥これ以上、チーム内に不毛な「不協和音」を生まないためにも、新監督の必要性を切に感じた、今日この頃。

 

 

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