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【偉大な記録へ「マジック1」】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年10月28日版》

ちまたでは今、栗山英樹監督の「辞任」を求める声で溢れているらしい――

 

 

ドラフトでのコメントなどを拝見していると、本人はまだヤル気満々のように窺える(笑)。ただし、今回は単年契約だ。今年ダメなら辞める、当人はそれくらいの覚悟を持って臨んでいたはず。

結果は無残にも、借金が二桁にも届こうかという状況で解任もやむなし‥‥といったところなのだが、肝心の球団上層部に、イエスマンの)栗山氏はえらく気に入られているんだとか。『来年もやりたい』と言えば監督の座は、当面安泰なのが現状。

たしかに来シーズンまで指揮を任せられれば、ファンからの支持も多い、あの鬼嫁を持つ(笑)、球団OBとのスムーズな交代が可能。栗山氏も上から「懇願」されたら、少なくとももう一年は、やりそうな雰囲気を漂わせているが、それすらもファンは許さないかもしれない。‥いったい、氏はいつからこんなにも嫌われてしまったのか(笑)

 

一定の成績を残した、ヒルマンが5年で前任の梨田が4年‥。従来の最長記録を持っていた大沢親分だって2度にまたがってで、来季務めれば連続10シーズン目(まさかの恩師・ノムさん越え!)となる栗山氏は、まぁ傍目から見ても、さすがに「長期政権」が過ぎた。ここ数年、成績をあげられていない以上、もうそこまで固執することもあるまい。誰かに「新しい風」を吹かせてほしいと、絶対勝利至上主義者?の筆者も内心思っている。

 

 

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◇マジック1

 

やはり、栗山監督もストレスが相当溜まっているのか。

 

27日のオリックス戦(京セラD)。マウンドに上がった直後から脚の異常を訴えた金子弌大に対し、ベンチから声を荒げる場面があった。『投げられないんなら、はよ降りてこんかい!』そう言わんばかりの鬼の形相。‥こういう溢れるような闘志、できればもっと早く観たかったのだが(苦笑)

 

しかしまぁ、金子は以前にも同様なことがあり、ブルペン陣に負担をかけている‥‥いわば「前科者」なのであって、監督のお気持ちも多少は分からなくない。かつての大エース・金子は、ここまでわずかに1勝。今季もいささか期待外れに終わってしまった。

 

併せて、チーム全体の不甲斐なさから、当サイトでもずいぶんと辛辣な意見も書きなぐったけれど、唯一「手放し」で褒められるのは、金子に次いでの年長投手、宮西尚生だ。

 

シーズン途中からクローザーに本格転向。個人的にはホールド記録をますます伸ばしてもらいたいのだが、仕方ない。他に人材がないのだから(苦笑)。転向当初は不慣れなポジションで失点を重ねるも持ち直し、直近27日までの13試合、12回1/3を連続無失点。期間中5セーブを記録した。防御率も2点台前半として、また「例年通り」の宮西に......

 

 

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そして、この日が今季49試合目となる登板。デビュー以来13年連続50試合以上登板に王手をかけた。

周知のとおり、コロナ禍での試合数減。『今年は難しいのでは』そういった声も多く聴かれた中での偉業達成まで、マジック1‥‥。

日々淡々と登板をこなしてきた彼の記録に、今こそスポットライトを浴びせてほしい。栗山政権すべての年を知る宮西が「数字を残し続ける」難しさ偉大さを、暁、あらためて教えてくれるだろう。

 

 

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