センテンス・オータム

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【実りの秋?北海道日本ハム&「2007年」秋のトラウマ】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年11月02日版》

たいへん失礼いたしました.......

 

 

私、『この分じゃオリックスにもカード負け越すのでは』と書いたが、前週、北海道日本ハムオリックスとの変則6連戦に5勝1敗。なんなく勝ち越しを決めてしまった(あと1試合を残して12勝10敗1分け)

 

もう大体順位は確定しているのだけれど、いかなるときも、試合に勝利するというのは気持ちのいいものだ。来シーズンは少しでも多くこういった時間を過ごしたいが、くだりの連戦を観ながら、意外に北海道日本ハムの未来が明るい気もしてきた。

 

吉田輝星(6回3失点)と河野竜生(6回1失点)、先発した左右の若手二人が好投。彼らが本格的に先発ローテに加わってくるようなら大きい。ここに、来季は即戦力まちがいなしと思われる今年のドライチ、伊藤大海君もいる。‥抑えの経験も持つ、この伊藤投手の起用法も重要なポイントだが、明らかに来季を見越した、杉浦稔大のリリーフ起用もおもしろかった。ちなみに先発以外のポジションで投げたのは、ファイターズ移籍後初。

「三連投以上はNG」等、今まで同様に何らかの制限付きにはなると思うが、チームでも1、2を誇る剛球の持ち主‥。クローザーに適したタイプとも言える。

 

ここに記したすべての投手がイメージ通りの活躍をし、やはりオリックス戦で好投をしたバ―ヘイゲン、マルティネス(orロドリゲス)らがチームに残ってくれれば、今オフでの退団が濃厚ともされるA原投手の穴も、何とかなるのでないかという、机上の妄想(苦笑)

 

野手では、ケガから復帰した野村佑希。1日の試合では2安打4打点。守備も無難にこなしていた。‥野村がドッカリ腰を据えてやってくれたら、今季もだいぶ流動的だった「サード問題」が一気に解決する。右中間方向に伸びていく打球を、当日務めた解説者がOBの二岡智宏氏に喩える場面も‥。ジェームス(彼のミドルネーム)、三年目の覚醒なるか。

 

 

◇2 0 0 7のトラウマ

 

皆さんは「週刊文春」って読んでます?

 

‥んなもん、読まねーわな。人の不幸を嘲笑う悪質週刊誌なんか(笑)。‥ただ、以前ここでも触れた鈴木忠平氏による連載【嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか】だけは、できれば目を通した方がいい(いずれ書籍化もされると思うが)

 

現在の進捗状況(※1)はというと、日ハムファン方にとってはたいへん忌まわしい、2007年の日本シリーズまで行ったところ。直近のは、山井から岩瀬仁紀に交代し、岩瀬が回の先頭打者・金子誠に第一球を投じるまでの、あの5分にも満たぬシーンで1話まるまる使い切った。故・山際淳司が描いた【江夏の21球】にも勝るとも劣らない鈴木氏の筆力に感嘆.......

 

 

なんとかイワセを打ちたかった

月刊ドラゴンズ 2018年 11 月号

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本当に、いま思い出しても屈辱極まりない。投手交代が裏目に出る「あるある」な、あのパターンを「期待」していたのに、最後もアッサリ岩瀬に片づけられて(苦笑)。‥くだりの金子誠が、完全試合ペースだった山井が代わってしまって、燃えるどころか『力が抜けた』だの、そんな類の発言をしていた記憶もあるから、まぁあの結果は必然だったのかもしれない(金子らしいっちゃらしいが笑)

 

伝説と化した「完全試合リレー」がなければ、少なくとも中日ファン以外には語り継がれることもなかったであろう、いささか盛り上がりには欠けた日本シリーズ。もちろん全てはハムの弱さのせいだけれど、物は考えよう‥。アレがあったおかげで今もこうして大衆の脳裏に残っているのも、また確かである。

 

悪夢のごとくなトラウマから解き放たれて、最近になってようやく、動画などで当時を振り返られるようになった。けっきょく考えてしまうのは同じで第2打席、森本稀哲の二遊間に飛んだゴロが抜けていたら‥‥とか、相も変わらずそんなコトばかり。私は弱い人間だ。

 

 

《参考》

(※1)週刊文春 2020年11月5日号[雑誌]

 

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