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【北海道日本ハム2021年優勝放棄の疑念&崖っぷち佑「プロ野球」ここまで言って委員会2】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年11月18日版》

来季はもう、このチームに優勝する気はないのだろうか......

 

 

有原航平と西川遥輝。ふたりの元「タイトルホルダー」流失の可能性が極めて高いのだそう。

 

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選手の意志を尊重するだの『世界で通用する選手を育ててきた』だのは所詮、綺麗ごとだ。‥現実的に考えて、これでいいわけがないだろう。今年5位だったチームに、そこから主力選手が2人も抜けて‥。

今季の優勝チームに喩えるならば、ソフトバンクから千賀航大と柳田悠岐‥‥巨人だったら、菅野智之丸佳浩が同時に抜けるようなもの。特に前者は、この二人こそメジャーに行ってもらえれば、ようやく「戦力均衡」になりそうなのに(笑)、さすが簡単には手放さない。だから、ここはずっと強い。

一方、選手に出て行かれるばかりのファイターズのフロント陣、本当に大丈夫か。‥いや、有原も西川も、正規のFA権を取得しているのであれば、それはご自由にどうぞだ。FAは選手側の権利でもあるのだし。しかし、ポスティングはちがう。球団の権限でどうにでもなる。だったらなぜ、二人を同じタイミングで海を渡らせるのか。そこが解せない。

 

 

西川が実働9年。有原が6年。ならば、よりチームの勝利に多く貢献してきた西川に今回は先に行ってもらい、有原は翌年に‥‥であるとか、昨オフ彼らからその話が出た時点で、もっと柔軟な対応もできただろう。有原だって、仮にあと1年我慢?してMLBに行けるのであれば、そこまでゴネることもなかったのではないか。

 

過去、たしかにファイターズは主力選手が退団するなどして翌シーズンに大きな影響を及ぼした例は数少ない。だが、これまでと今回のケース(20代投打の柱の流出)とでは、いささか状況が違んだぞという認識、危機感をフロントにしっかり持ってもらいたいのだ。いわば選手のワガママだけがまかり通り、それをいとも簡単に容認しているようでは、もう来季の優勝を放棄したとしか、正直なところ思えない.......

 

 

3度の盗塁王と、2度のリーグ優勝に貢献した

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いつだったかのスポニチの一面には、たまげた。こんな見出しだったのである――

 

◇佑、現役続行

 

 

現役引退はいても「現役続行」がトップ記事になる選手は、そうそういない(笑)。いたとすれば元阪神川藤幸三くらいだと思うが、斎藤佑樹は来季も無事に契約できる模様だ。

 

 

この頃はまだ良いフォーム(2015)

BBM2015/25周年ベースボールカード■レギュラーカード■170斎藤佑樹/日本ハム

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お決まりのごとく、やれ『選手枠のムダ使い』やれ『育成契約でもないのはおかしい』等々、一連の記事への辛辣なコメントがかなり目立った。‥そんな想いも、全くなくはなかったけれど、一方で、土俵際まで追い込まれた斎藤に好印象をいだく自分もいた。

 

本当、偉いと思うよ彼は。だって辞めてしまった方がどんなに楽か‥。野球を続けているから、延々叩かれ続けているのであって。

辞めたら辞めたで斎藤であれば、おそらく食い扶持には困らない。長嶋一茂だってタレントになってからの方が稼いでいる。そういう道もある。

‥もし彼の方から『引退します』と言えば、引き留める人もほとんどいないと思うが、少なくとも彼自身にその意思はない。『辞めろ』と言われるまで少しでも長く、プロ野球にしがみ付いていようというのだから、どんだけ「やきう好き」なのかと、むしろ感心してしまった次第。

 

 

いま、彼に「追い風」が吹いている。佑ちゃん大好き、栗山監督の留任決定(笑)。‥‥そうだな、プロ初登板から毎登板、親父な目線で見守ってきた筆者としても辞める前にもう一度、一軍戦の舞台で「子」の晴れ姿を観てみたい気もする。

 

 

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