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王柏融で見る「台湾プロ野球」の現在地「プロ野球」ここまで言って委員会25】酔っ払い親父のやきう日誌 《2021年1月14日版》

先日、地上波で放送があった【パラサイト 半地下の家族】.......

 

 

この作品を家族と観ていて、中盤の展開に『気まずくなった』等々の意見があったそう‥‥。いわゆる「濡れ場」のシーンだ。しかし、あんなもの筆者から言わせれば濡れ場でも何でもないわけで(笑)。まぁ、あのソフトな具合が逆に生々しく映ったシーンではあった。

 

当該場面を演じた奥さん役の人が美人だった以外は、個人的に何も得られなかった。裕福な一家に取り入ろうとする、裕福ではない、もうひとつの家族‥‥。なにか、いかにも向こうの人らしい発想、着眼点というか。

これでも私、だいぶ抑えている方だけれど、本当は言いたいことがもっと山ほどある(苦笑)。隣国の君主の実名を堂々作中に出させて、よく賞なんか取れたと思うよ本当に。

 

 

パラサイト 半地下の家族(字幕版)

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その点、日本のプロ野球界は解かってらっしゃる。最近めっきりヒトを獲らなくなったでしょう?あちらの国から。あちらのリーグを経由した外国人選手は、ちょくちょく日本にやってくるが、どうだろう‥‥「生粋」な選手は今、日本にいないのではないか(12球団隈なく調べられていないが、少なくともビッグネームはいない)

 

90年代後期以降の、やたら「流行っていた」ころ。同国出身の、ものすごいストッパーが中日にいたりもした関係で、惹かれた時期も正直に言うとあった。ひいきの日本ハムファイターズは、兼ねてからアジア圏の助っ人をまったく獲らないチームだった。

したがってそんなこと気にもかけなくなった2018年オフに、ハムが台湾の「大王」こと王柏融(ワン・ボーロン)を獲得するとの報には驚いたものだ。

 

台湾は比較的「親日」な傾向があるし、抵抗?などはなかったけれど、はたして台湾リーグの実力とはいかほどなのか‥。かなり未知数な部分ではあった。

 

 

こんな笑顔を今季何度見られるか

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結果はここ2年、レギュラー完全定着には至らず‥。2020年シーズンといい、なにか状態を上げてきたときに、きまって負傷離脱してしまう、そんな印象だ。

 

昨季、打率.207に終わった王もイースタンリーグでは.667という、驚異的な数字を記録している。.667といっても、3打数2安打どころの騒ぎではない。21打数14安打なのである。しかも内2本がホームラン‥。いわば二軍では「敵なし」状態だった。

これらを総合的に踏まえると、王が二年連続で打率4割をマークした台湾リーグと、日本のファームのレベルは近い、可能性がある。

 

長打力も兼ね備える彼には、筆者も高い期待を寄せている。今シーズンこそ(唯一守れる)レフトの位置に就き、フルで働いてもらいたかったが、ここにきて、正中堅手西川遥輝が「まさか」のチーム残留。外野は他に、大田泰示・近藤健介の実力者がおり、指名打者枠も、今季も中田or清宮の「指定席」であるのが予想される。つまり、王の居場所はどこにもない‥。

 

つくづく、日本にやってきてから「持っていない」王だが、契約最終年の今季は、文字通りの正念場。泣き言ばかりも言っていられない。最大の武器である打撃で、早い時期から存在をアピールしてほしい。

 

 

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