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真実の愛とは決して「振り返らない」‥松本莉緒「エンタメ」ここまで言って委員会11】酔っ払い親父のエンタメ日誌 《2021年3月02日版》

最終回を間近に控えたTBS系【爆報!THEフライデー】に、松本莉緒(38)がVTR出演していた――

 

 

現在はヨガインストラクターとして活躍中なのだとか。役者であり続けることに迷いが生じて転身したというが、なるほど‥‥今一度彼女の経歴を辿ってみると旧「松本恵」名義から今の「莉緒」と改めてからは、大役と呼べるほどの仕事にはありつけていない。女優業に「見切り」をつけ、いわゆる手に職を持ったのは、あながち間違いではなかった。

 

 

母となっても美貌は健在だった

ごくつま刑事

(C)amazon

 

 

同じTBSというのもあって女優時代の活躍を紹介するのに、彼女が出演していたドラマ【聖者の行進】のVが度々用いられていた。‥ごく個人的なことではあるが、ちょうど昨年末の巣籠もり期間中、たまたま同作品を「一気見」していた。凄惨な暴力のシーンの多さから、地上波での再放送は、まず難しいと思われる「問題作」。この作品で松本は、重度な知的障害を背負い、後に虐待によって失明まで負ってしまう少女の役を演じていた。

 

当時16、7だった彼女がよくぞこれほどの「難役」を演じきったと。この翌年に一旦芸能界から退くのであるが【聖者の行進】出演が、それとまったく無縁ではないようにも思う。同じ脚本家の金曜(TBS)ドラマ【未成年】での遠野なぎこは、なんと「売春婦」役を務めている。‥以後、流転な嬢の半生は周知のとおりで、まだ多感な少女たちの思考、生き方までを変えてしまった当該脚本家の罪深さを、今になって感じる。

 

とはいえ、これらの作品を毎週夢中になって観ていた筆者。その中に、松本が山崎努の娘役を演じていた【世紀末の詩】という作品があり、大傑作だった。『真実の愛とは何か?』を大マジメに問いかける、基本、一話完結型の体。一見シリアスな内容でありながら、コメディの要素もあった。

 

 

risingham.hatenadiary.com

 

実、今でもちょくちょく見返しているのだけれども、私はたまに後悔をする。なぜ、これほど的を射た作品に触れておきながら、もっと仕合わせな恋愛ができなかったのか、と(笑)。‥同作品に教えられた、主に劇中での山崎氏(教授)から得た教訓を、きちんと「実践」できていれば、おそらくまた別の道も拓けていただろう。

 

愛とは一体何なのか‥‥未だその明確な答えを導き出せぬまま、最終章を迎えようとしているリアル。

 

 

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