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【「栗山采配」激怒するおやじ?&伊藤大海の無念‥「プロ野球」ここまで言って委員会51】酔っ払い親父のやきう日誌 《2021年4月22日版》

ふじいたかし著【埼玉西武ライオンズあるある】(※1)。ダ埼玉在住の筆者周辺の書店には、こういった書物がけっこう並んでいるのであるが、コレに倣い「北海道日本ハムあるある」を、ここで一つ挙げてみよう。

 

劇的な勝ち方をしない代わりに、劇的な敗戦は数多い――

 

もう一種の「伝統」といっていいかもしれない。

21日の千葉ロッテ戦など、その際たる例だろう。9回ツーアウトから、誰が岡大海に「逆転サヨナラアーチ」が飛び出すなど予想できたか。‥放送席でさえ『岡には何とか繋いでもらい、次の荻野貴司に回して欲しい』と言っていた(笑)

 

千葉ロッテファンは、まさに望外な喜びであったろう。反対に、やられた日ハムのファンにとっては最悪中の最悪。悪い夢を見ていたかのよう。

9回ツーアウトから起死回生の一打。先日もオリックス相手にコレをやられたばかり。‥昨今、ハムに一度でもこんなシチュエーションがあっただろうか。守護神が登場してくればアッサリと抑えられ、でなければ「あと一歩及ばず」的な、そんなシーンをもう数えきれないくらい、我々は目の当たりにしてきた。

 

 

千葉ではこの男の復調気配だけが唯一の救い

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(C)amazon

 

 

ネット媒体含めた、スポーツ担当の記者はまだいい。記事が出るまである程度の猶予があり、パソコン一つで記事の修正も簡単にできてしまう。その点、ヒーローインタビューの「シナリオ」を書いているライターは大変だ。

筆者もその分野ことはよくは分からないが、たとえば先の千葉ロッテ戦であれば、プロ初勝利がもう間近に迫っていた「伊藤大海用」の原稿が、間違いなく完成していたはずだ。仮にハムが逃げ切りに成功していたなら『救援投手の様子を、ベンチからどんな想いで見守っていましたか?』など、あるあるなパターン。あとはインタビュアーがその通りに進行をするだけ‥‥だったのに。

 

それがあの一瞬で急きょ、サヨナラ弾の「岡大海用」に書き換える必要に迫られた。チームも違えば、当然、状況もまったく異なる。「アドリブ」の効くインタビュアーばかりでもないだろうし、通り一遍のことを聴いていては観客も盛り上がらない。‥ネット裏では様々な動きとご苦労があったと推測される。まぁ試合に勝った千葉ロッテ側からすれば、それも嬉しい誤算なのだろうが。

 

筆者とて、スケールは小さいながらも「新人連続毎回奪三振のタイ記録をつくった際に名前が出た、OBの木田勇に関する文章を幾つか練っていた。なのに、あのホームランで全て消し飛んでしまった。あまりのショックの大きさから、木田さんどころではなくなってしまった。

ふと冷静になり、毎度好投していても勝てないルーキーが、本当に可哀想で可哀想で‥‥。おかげで昨夜はだいぶ寝つきも悪かった。「当事者」でもない私がなぜここまで、もがき苦しまねばならぬのか(苦笑)

 

 

宮西への信用は揺るがないといっていたはずの、栗山采配も解せなかった。代わりに出た投手が打たれたから言うわけではないけれども「8回は宮西」、貴方がそう決めたのではなかったか。舞台裏で何が起きていたのか、こちらは知る由もないが、監督自体がグラついているようでは、この先も厳しい。

 

 

《参考》

(※1) 埼玉西武ライオンズあるある

 

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