センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【君は「五十幡亮汰」のスピードを見たか「プロ野球」ここまで言って委員会59】酔っ払い親父のやきう日誌 《2021年5月10日版》

先日「選手登場曲」の話をした........

 

 

それなら、この選手を触れないわけにはいかない。な、なんと売り出し中の万波中正がロマンスの神様

バリ・ラブソングな同曲を用いるとは、まったく、予想だにしなかったけれど、それよりもアンタ歳いくつやねん!って(笑)。どちらかというと、前出の稲田直人とか筆者のオッサン世代寄り。まぁ名曲はいつの時代に、誰が聴いても良いということなのだろうが、それにしたってロマンセの神様‥。広瀬香美も喜んでいるに違いない?

 

 

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その万波もお立ち台にあがった、恒例、先週一週間の北海道日本ハムの戦いぶりをここで振り返っておきたい。

 

 

3日‐5日 千葉ロッテ戦【試合延期】

 

GW真っ只中に試合ができず、とりわけZOZOマリンスタジアム関係者、来場を楽しみにしていた千葉ロッテのファン、選手の皆さま方にはハム側にいる私も申し訳ない思いでいっぱい‥。

しかし、だ。ものは考えよう。この延期となった3試合がどこに組み込まれるかは現時点で未定ながら、あらためて試合が行われる頃(夏?秋?)には、入場制限が解かれている可能性も否定しきれないし、そのときには球場内で堂々と、酒だって呑めるかもしれない。必ずしも悪いことばかりではなかったのだと、今回はどうか免じて頂きたい。

 

 

7日 東北楽天【6-1】

 

この試合、事前に筆者が予想したオーダーに近かった。ズバリ、右の涌井秀章に対する万波の起用が唯一読めなかったわけだが、この采配が見事に的中。栗さんにとって、おそらく今年いちばんの「会心の一手」ではなかったか。

横浜高校の先輩・涌井からプロ初打点となるタイムリー、を含む2安打。プロ初のお立ち台ではよどみない受け応えで、意外な美声を轟かせていた。万波、野村(佑希)が一軍で通用すると判れば、必然、彼らとドラフト同期の吉田輝星に想いを馳せてしまう自分も‥‥。揃っての活躍、願わくば「黄金世代」としてほしい。

 

 

8日 東北楽天【4-1】

 

今季、近藤健介が長打爆裂している――

 

5回、田中将大の変化球を救い上げ、ライトスタンドに飛び込む6号本塁打。昨シーズン放った5本を、5月の時点で越えた。

お立ち台にて、ホームラン(の魅力)は『一振りで一点が入る』そんな旨の発言をしていたが、昨シーズンまで、どちらかといえば「そこから遠いところにいた」選手。典型的なアベレージヒッターだった。

ところが今シーズンは右に左に長打が飛び出る。打率を残せて、さらにホームランも打ててとなると、それこそ現コーチの小笠原道大。小笠原が連続年「3割30本」を記録し始めたのが今の近藤と同じ、27歳のシーズンから。このことからも今後、さらなる飛躍も望める。

壇上では、田中将撃ちに『プロ入り当初、まったく歯が立たなかった。10年経って自分の成長を感じられた』。パ・リーグ有数のバッターへと育った近藤の成長は、我々ファンの誇りでもある。

 

 

9日 東北楽天戦【3-6】

 

新人・早川隆久に対ハム三勝目を献上‥‥。せっかく前日、前々日と超難敵を攻略してきただけに、なんとも歯がゆい。もっともハムの先発、池田隆英も、この日は点の取られ方が良くなかった。登板間隔が空いた影響も多少、あったのだろうか。

攻撃面では王柏融、近藤の中軸コンビが本格的に当たりを見せ始め、得点にからんだ。途中、万波が勝ち越し打を放って最高の盛り上がりを見せたのだが‥‥。

 

他方、明るい話題もあった。前日からスタメンで起用されていたルーキー五十幡亮汰が5回、レフト方向にプロ初安打。出塁後はすぐさま盗塁を決めてみせ、最大の持ち味である「快速」ぶりを、さっそく札幌のファンの前でも披露してくれた。

 

内野ゴロで生き残った7回にも、プロ2盗塁目。どちらも危なげなく悠々のセーフ。

見た目には内野安打の方が「速さ」は分かりやすい。盗塁はスタートのよさ、リードの大きさなども成功の要因として挙げられていて、単純に「速さ」だけで叶うものではないのだけれど、それでも久々に、肉眼で『速い!』と感じた。すばらしいスピードだった。さすが、サニブラウンに勝っただけはある。

 

 


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五十幡の脚は今後、大きな武器となりそうだ。スタメンでなくとも、1点を争うゲーム終盤で彼が代走で登場してきたならば、相手にとって相当脅威だろう。脚で脅威を与えられる選手が、ようやく北海道日本ハムにも出てきた。

 

敗戦のなかにも五十幡の脚力に、だいぶ明るい未来を感じた。

 

 

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