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【意外なところにあった「北海道日本ハム」超低空飛行の理由「プロ野球」ここまで言って委員会65】酔っ払い親父のやきう日誌 《2021年5月31日版》

いつまで経っても、敗け慣れない――

 

もう4年も優勝から遠ざかっているし、まして私の場合、北海道移転前の弱小時代も知っているのに、試合に敗れると、その日一日なにも手につかなくなるほど悶えてしまう。もう一種の病気といっていい。

熱狂的なファンが多いことで知られる阪神タイガースのファン方はあの暗黒時代、どうやって日々を乗り越えられてきたのだろうか。ぜひお伺いしてみたいものだ。

‥ちょうど50試合を終えて、首位から8.5ゲーム差の最下位に甘んじ、借金はパ・リーグで唯一の二桁、11。何やら「一人敗け」の様相を呈している北海道日本ハムにとって交流戦は挽回のチャンスであったのだが、それも厳しい模様だ。

 

 

◇佐藤輝明 からの

 

タイガースといえば、ドライチルーキーが球界の話題を独占している。先の埼玉西武戦で1試合3本塁打を記録、新人選手では長嶋茂雄氏以来の快挙だという。

‥これほどまでとは。パ・リーガ―とすれば、佐藤輝が違うリーグに行ってくれて本当によかった。敵から見て厄介な左打者は、もう十分(苦笑)。彼と入れ替わる形で阪神を出て行ったのが、現中日の福留孝介である。

札幌ドームで行われた5月29日の北海道日本ハム戦で4安打をマークした。訊けば、同球場第一号を放ったのが福留。‥今からちょうど20年前の巨人戦。まだハムの北海道移転が決まる前。そのとき、巨人の指揮をとっていたのがミスターであるあたりにも、息の長さを感じてしまう。

 

 

札幌ドーム通算は1444本塁打(2001-2020)

札幌ドーム―動くサッカーフィールドと多目的デュアルアリーナ

(C)amazon

 

 

◇損ばっかり?

 

25日の東京ヤクルト戦でようやくNPB初安打を記録したロニー・ロドリゲス。翌日同戦では初本塁打も記録した。

そんな彼も、次の中日三連戦では1試合、1打席しかチャンスを与えてもらえなかった。首脳陣がシビアというよりも、まだ彼の方に、強烈に訴えかける何かが不足しているのかもしれない。27打席に立って、まだその2安打だけ。三振の多さも気になる(9)

 

周りを見渡せば、元ハムの外国人選手が躍動している。千葉ロッテのブランドン・レアードが打率.276、本塁打11、打点31。これは今のハム選手に置き換えたら三部門でトップとなれる数字(成績はすべて31日現在、近藤健介が打点31)だ。

昨季退団した現福岡ソフトバンク、ニック・マルティネスが5試合に登板して早4勝、防御率は1.97。今後対戦もするであろう横浜DeNAエドウィンエスコバーも、来日が遅れながらここまで18試合に登板して、1勝10ホールドで防御率1.45と、奮迅な働きぶり‥‥。

 

今現在、はたから観ていても決定的に欠けている【ホームランが打てる主砲】【勝利が計算できる先発投手】【左のクローザー】が揃いも揃って、ユニフォームを変えて活躍している。‥もし彼らが全員チームに残っていたなら、北海道日本ハムが今の順位にいることもなかっただろう。

 

トレードのエスコバー以外は、球団がある程度の誠意(金額提示)さえ見せていれば残留の線だってあったはず。こういった昨今のチグハグな補強にも、ファンは歯がゆい思いをしている。

  

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