先日「ドラゴンクエスト」新作の概要が発表された。詳細は不明ながら、おおよその発売時期だけでも知りたいものだ。コロナに罹ろうが度重なる不況で自棄になろうが、それまで、くたばるわけにはいかない(笑)。人間、生きていくうえで目標を持つのはいいことだ。
あわよくば、昨年12球団合同トライアウトに臨んだ新庄剛志を北海道日本ハムが獲得し、彼が一軍にあがるまでの「ストーリー」を、是非この一年で拝んでみたかったが。今の、このチームには些細でも「希望」が必要。
結果、今年で引退(または戦力外)するようなことが起きたとしても、ファンも、新庄本人だってそれは納得したにちがいない。‥というか、2021年シーズンは春先からケガ人続出、優勝争いにもまったく加われず、新庄を獲ったって何にも問題なかったではないか(苦笑)
ドラクエといえば先週末、北海道日本ハム球団との間でコラボ企画があった。キングスライム?がスタンドにいたり、ドラクエBGMが球場でかかっていたり‥。なかなかユニークな企画だった。
筆者は、マニアの皆さま方と比べたら「筋金入り」というほどでもないが、そこそこは語れる。即興で印象に残ったキャラクターをあげるなら「ドラゴンクエスト6」に登場する、テリー。
この男、歴代でも屈指のイケメンキャラながら、ユーザーの間ではすこぶる評価が低い。『さんざんもったいつけておいて、いざ仲間になったら大したことなかった』これが大方の意見。
そう、テリーが仲間に加わるのはもう物語の終盤であり、その頃には彼をイチから鍛えている暇なんか、プレーヤーには無いのである。まして、初期からいる仲間の方が思い入れだってあるし(笑)。むろん、鍛えれば強力な戦力となり得るのだが、いかんせんパーティーに加わる時期が遅すぎた......
DB・トランクス似
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くだりドラクエ企画も行われた横浜DeNA戦に負け越し、北海道日本ハムはトータル7勝11敗。12球団中10位という順位であった。交流戦になってもツキは変えられず、むしろゲーム差が開いてしまう結果に‥。
ただ、コレよりも悔しく思うことが筆者にはある。北海道日本ハム、さらには福岡ソフトバンクの不振もあって、パ・リーグはセ・リーグに、12年ぶりに負け越した。セの49勝48敗11引分け。パが後半になって盛り返し、1勝分の差で済んだ。
‥となると、ゲーム最終盤、阪神に勝ち越し点を許した、あのカード初戦。あとワンアウト、あと二球で、最低でも引き分け以上に持ち込めた試合。きちんと北海道日本ハムがモノにしていれば、パは負け越さなかったわけで‥‥。カウント・スリーワンから原口に投じた、あの杉浦稔大の不用意な一球が、やはり悔やまれてしまう。
ライバル球団はトレード補強などを着々と進め、ペナント奪取を目論んでいる。‥まぁ借金が二桁以上の北海道日本ハムにかんしては「今さら感」もあるし、若手育成に重点を置くのも決して悪くはないが、今の時期からそういった話をしているのは哀しいことだ。