今年4月3日に亡くなった田村正和氏。その訃報が伝えられた際には、日本中が悲しみに包まれた........
「世にも奇妙」が始まった1990年頃、氏はすでに国内を代表する人気俳優のひとりであり、ギャランティも高騰して？あいにく出演は叶わなかったけれど、意外なところで、お兄さんの高廣氏は出演していた。【さよなら蔵町キネマ】という名の、映画館が舞台となった、いかにも氏らしい奇妙作品である。
一方で「きょうだい」で出演をはたした役者もわりと多い。代表的な「きょうだい」を挙げるならば、まず、石田ゆり子・ひかり姉妹。ともにレギュラー放送時代に複数回出演しており、妹のひかりは「主演」を務めた経験があるものの、姉のゆり子には計三度の出演で一度もなかった。だが、ゆえに貴重ではある。
ひかりの【死ぬほど好き】では清廉な女子高生役
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「姉妹」という括りであれば昨年、2020年放送の夏秋特別編で広瀬アリス・すずが各々W主演の快挙。今年の「夏の特別編」、【デジャブ】にて主演を務める上白石萌歌。彼女の姉・萌音も、主役ではなかったが過去に「世にも奇妙」の出演をしており（【永遠のヒーロー】）、姉妹競演をはたしている。
男女の兄弟ならば、工藤夕貴と弟の正貴。後年、役者として大成したとは言い難い両者だけれど、こちらも双方が主演を担った（姉【赤い雲】弟【受験生】）。男の「きょうだい」だと柏原崇・収史がいる。兄は主演（【トカゲのしっぽ】）で、弟は脇役（【誘い水】）。
また「親子」出演を実現したのもチラホラ見られて、有名どころでは石田純一（【開かずの踏切】他）＆いしだ壱成（【にぎやかな食卓】）。渡辺謙（【時間のない街】）、杏（【燃えない親父】他）親子も該当。‥ともにワイドショーを賑わせてきた親子たちだが、それもこれも番組自体が「長寿」だから成せた業といえる。
