ワクチン接種の予約を躊躇した.......
なかなか予約が取れないのもあるが、場合によってはこのまま見合わせようかと。木下雄介投手の急死は、やはり相当ショッキングだった。
ちょうど報道の出る少し前に、彼が生死を彷徨っているという記事が新潮に載っていた(※1)。ワクチンとの因果関係は不明としながらも、見だしに『緊迫の病床 中日「木下雄介」投手がワクチン接種後に「重篤」危機』とあれば穏やかでない。記事によると、接種後に体調を悪化させたのは実際確かなようである。そして、本件が明るみになってからすぐだった。
死因、病名は現時点では公表されず。何にせよ、働き盛りの27歳かつ現役スポーツ選手であり、訊けば今年のオープン戦でも登板していたとのこと。そうした選手が、しかもシーズン中に亡くなってしまった‥。この事実があまりに哀しい。
現役中に亡くなった選手なら筆者も何人か知っている。なかでも南海ホークスに所属していた久保寺雄二のケース。シーズンオフに突然死(病死 享年26)した彼は、死の前年112試合に出場していた。つまり、バリバリのレギュラー。そんな選手が急にいなくなってしまう‥。この時のファンの哀しみ、喪失感は如何ほどだったか。
今まで想像だけでしかなかったが、木下投手の死に直面し、当時のファンの想いが、少しだけ、解るような気もした。
南海のグリーン・ユニフォームはいつ見ても秀逸だ
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◇エキシビションマッチ
函館開催のエキシビションマッチ横浜DeNA戦を、チラホラ観ていた。
結果は北海道日本ハムの三連勝。いずれもシーズン中に「とっておけばいいのに」という完勝ぶりで、若干歯がゆかった(苦笑)
というのも、いつもはあまり打たない石井一成やらロニー・ロドリゲスが猛打爆裂。前者は、あと本塁打を打てばサイクルの4安打ゲームあり、後者は一、二軍を通じ、初めてお立ち台にもあがった。おかげでロニーの「肉声」を、ようやく耳にできたわけだが(笑)
他では、ファームでも上り調子だった大田泰示が一軍に合流。さっそく攻守で存在をアピールしていた。大田が戦線に加わってくるようなら、外野のレギュラー争いはますます激化。淺間に王、売り出し中の万波、さらには実力者の西川・近藤と合わせて、誰が試合に出ててもおかしくない状況。これはこれで喜ばしい。
一方、筆者が後半戦に向けて期待を寄せていたロビー・アーリンが故障で同戦の先発を回避。先発を任せられる貴重な左腕なだけに、この離脱は悔やまれる‥。
借金12の最下位からどこまで挽回できるか。勝負の後半戦は来週金曜、福岡ソフトバンク戦からいよいよ幕を開ける。
《参考》