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【甲子園優勝投手の苦闘&(秘)宮田輝星「プロ野球」ここまで言って委員会101】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年9月02日版》

8月31日(火)のオリックス戦は午後13時試合開始.......

 

 

私も、前日に知って急きょ予定を調整した。近年の北海道日本ハム主催ゲームには時おりコレがある。18:30~、ある日は15:00~開始(身動きが取りづらい、こういう中途半端な時間帯がイチバン困る笑)だったりと、かなりランダム。やはり、野球の試合はリアルタイムで観てナンボ。ファン方は、試合時間を綿密にチェックしておかねばならない。

とはいえ、平日昼間の開催とあれば、なかなか観戦が難しい方もおられるだろう。‥けっきょく詳細な理由は知れなかったけれど、概ね、こういう事情らしい。『本拠地移転(2023年)に向けて、様々なファン層を取り込むための試験的な運用』。

 

 

宮田輝星という男

 

高校野球ファンには、こう記せば解りやすいかもしれない。吉田と同じ「こうせい」と書いて「ほくと」と読む‥。同31日、宮田が支配下選手登録を勝ち取った。

 

www.chunichi.co.jp

 

 

五十幡亮汰入団前までは、この男が「スペシャリスト」候補の筆頭だった。もともと定評ある脚力で入団一年目の昨季に、イースタンリーグでチームトップの盗塁数をマーク。‥裏返せば、これは(故障離脱した)五十幡の復帰にはまだ時間を要するということか。

だが、五十幡にはない魅力が宮田にあるのも事実で、まず「両打ち」であること。起用の幅が広がる。そして、正直、私も想像以上だったのは、けっこうな打力も持ち合わせていた点。昨季は40試合の出場ながら.319の高い打率を記録(94-30)

上のリンク先にもある通り、今季は公式戦初本塁打も記録した。その記念すべき第1号が、なんと「ランニングホームラン」。いかにも韋駄天選手の彼らしい。むろん、二軍とでは対戦する投手の力量も違うが、そこは宮田が授かった天性の脚で、なんとか突破口を開いてほしい。

 

 

◇甲子園優勝投手の苦闘《ファーム観戦記》

 

先日の埼玉西武戦。放送席ではハムから移籍し、敦賀気比高では投手だった平沼翔太の話から甲子園優勝投手の話題に‥。西武では平沼の他に、高橋光成と今井達也。三名もの元「優勝投手」がいるとのことだったが、松坂大輔が忘れられていて可哀想だった(笑)

一方、平沼が抜けたハムには何人いるかというと、高卒に限定しなければ大学を経た斎藤佑樹と、まだ記憶も新しい、大阪桐蔭高の柿木蓮‥。まだファームが主戦場となっている、この2投手だ(もし誰か抜けていたらすまない)

 

 

「金農旋風」を巻き起こした吉田輝星は準優勝投手

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(C)amazon

 

 

必然、この柿木には筆者も注目していた。以前に、あまりに球速のでない、高校時代とまるでフォームが変わってしまった彼に驚いたという話をしたが、比較的、今季は好調をキープしていた。球速も140キロ近くまで出るようになったし、縦に落ちる変化球も効果的だった。

8月22日のファーム、埼玉西武戦では先発して5回を1失点にまとめる好投も、月が変わった今月1日の同戦では1イニング7失点。大逆転負けを喰らうキッカケを与えてしまう。2本のアーチを浴びて、なす術なくやられる姿に、これまで築き上げてきたものが、また振り出しまで戻された印象‥。

一般的には甲子園で活躍した投手は投げ過ぎ、肩の酷使を懸念され、プロでは大成しにくいなどと言われているが、複数の投手を擁していた当時の大阪桐蔭にかぎっては、それはなかったはず。

 

かくも「甲子園優勝投手」がプロ野球の世界でも名声を残すのは至難なようだ。

 

 

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