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【やってることは強いチーム?まちがいだらけの継投&(秘)大谷翔平「プロ野球」ここまで言って委員会113】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年9月24日版》

ハリーよろしく、国内野球専門の筆者にとっても、大谷翔平は文字通り「異国」の人となってしまった.......

 

 

大谷がメジャーでホームランキングを競っている程度の情報ぐらいしか持ち合わせていない。こんな感じだから、本当に、偶然書店で手に取っただけの本がアタリだった。

 

Number(ナンバー)1035号[雑誌]

(C)amazon

 

「NUMBER」9月24日号に掲載されていた【クソガキ翔平と過ごした日々。】が秀逸。

北海道日本ハム在籍時代の逸話と合わせ、大谷と同期入団した選手たちにも光を当てている。インタビューを受けているのはインスタでも絶好調?の新垣勇人、現在は郷里広島でバーを経営しているという宇佐美塁大、「現役組」から阪神で打撃投手を務めている屋宜照悟と、2年前にハムから巨人へ移籍した鍵谷陽平。この4名。

大谷と同期、ならば2012年のドラフト組。今現在も北海道日本ハムに残っている選手が一人もいない現実は少し寂しかったが、大谷を取り巻く彼らの「絆」と、近況が知れたのはよかった。自分より高給ながら、年上というだけで大谷に寿司を奢った、屋宜の「微妙」な立ち位置‥。これも、いかにも球界の話といったテイで好きだった。

 

 

◇非情なボスとルーキー投手の受難

 

逆転負けを喫した22日のオリックス戦。悔いの残る継投‥とは、言わない。優しくはない筆者が言うなら、監督『責任をとれよ』 継投。

 

回の途中で降板させられた伊藤大海は、後続の投手が打たれて6敗目‥。あげく、残した走者をすべて還されて防御率も後退‥。この日の敗戦で、私自身だって認めたかないが、新人王はほぼ絶望的な状況となった。

道険しくなった伊藤はもちろんのこと、今年は彼の新人王受賞だけを励みにしてきたハムファンさえも、まったくもって奈落の底へ突き落された気分。

 

球数はかさんできていたし、現実にピンチも迎えていた。したがって継投自体を否定しているのではない。厳密に言うならば、なぜチームの勝利のために、伊藤大海の白星のために、もっと「勝ちにこだわる」継投をしなかったのか?ということだ。

逆転を許したのは、それまで主にビハインドの展開のなかで投げていた、経験に乏しい投手。訊けば、現時点で「勝利の方程式」の一角を担う中継ぎ陣もスタンバっていたらしい。ブライアン・ロドリゲスの抹消はあったにせよ、もう終盤の7回で、数に困るというほどでもない。

ワンテンポ継投が遅れたことによって、その日の勝利はおろか、一生に一度の新人王まで逸してしまったのだとしたら、それこそ悔やんでも悔やみきれない。

『回の頭から』とか、そんな綺麗事は今はどうでもいい。こういってはナンだが、特段優勝争いをしているわけでも何でもないのだし、ならばそこは新人王を狙うルーキーのためにも、最善の継投策を取ってほしかったのだ。それで打たれて負けたのなら、まだ諦めもつく。

 

ショックの色がありありと見えた、逆転直後の伊藤大海の表情を観ていてよけいに辛かった。

 

 

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