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【球界OB必見? 北の大地の超優良物件「プロ野球」ここまで言って委員会117】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年9月29日版》

先週発売の週刊新潮に掲載されていた、稲葉篤紀氏に関する記事。主に、先の五輪を振り返っていたのだけれど、もはや「大監督」の貫禄(笑)。人を束ねるビジネスマンにも通じるような体だった.......

 

 

そんな文章を読んでいて、少々疑心暗鬼になった一部読者もいたかもしれない。

『来季、稲葉は本当に北海道日本ハム球団の監督を引き受けるんかい?』と。

 

 

あれから7年。ついに帰ってくるのか?

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近年低迷が続く、弱いチームの監督を引き受けたばかりに、輝かしい自身の球歴に味噌をつけてしまったら‥‥。敗者にはとことん厳しいプロ野球の世界。かつての「名監督」はどこへやらの、今の栗山某を観ていれば躊躇してもおかしくはない。

 

が! 稲葉監督が誕生するかは別として、来シーズン以降、監督を目指す者にとって北海道日本ハムという球団は、実に「優良物件」だと感じた。その根拠を今から話そう。

 

28日の東北楽天戦に河野竜生が6回1失点の好投。これが先発での初勝利となったが、河野自身は4試合連続でクオリティスタート(6投球回以上を3失点以下)をクリアしている。完全に独り立ちしたと見ていいだろう。

6月30日の東北楽天戦で田中将大に投げ勝った、立野和明。彼も後半戦は先発陣に加わって現在2連勝中‥。ということはつまり、北海道日本ハムは確かな先発を6枚持っている。

残りは、すでに二桁勝利をあげているエース格の上沢直之、新人ながらここまで9勝の伊藤大海に左腕の加藤貴之、さらにはバ―ヘイゲンがいる。こんなチーム、パ・リーグ球団では他に見当たらない。

唯一、バ―ヘイゲンの去就は不透明ながら、前半戦奮闘してくれた池田隆英もいて、他で大きな穴が生じないかぎり、来季以降、北海道日本ハムになる監督は少なくとも先発投手に頭を悩ませる必要がないのだ。これは就任早々大きなアドバンテージとなり得る。

 

したがって、オフに野手を中心とした「大型補強」をフロントにしてもらえれば、おそらく勝ち目はあるのではないか。現監督だって、本音は来季もチームを率いたい‥かもしれない。それくらい、投手の頭数は揃ってきた。

 

まちがいなく、お勧めの「物件」だ。

 

 

《参考》

週刊新潮 2021年9月30日増大号[雑誌]

 

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