10月になった。
自力CSもなくなって、この時期からは積極的に若手を起用したり、来季に向けて戦力の「見極め」に入ることが予想される。‥欲をいえば、そういった選手起用は残り5試合くらいになってからやってほしい。
育成重視になるとはいえファームではないのだし、あまりに不甲斐ない敗け方を続ければ、安くはない入場料を払って観に来ているファンも気分は悪い。まして今季はハムと埼玉西武を除く4球団が、優勝またはCS進出をかけて激しく競っている。裏返せば、この2弱チームが今後、パ・リーグ順位を左右するといっても過言ではなく‥。
対千葉ロッテ戦3勝11敗4分けという「惨状」に、オリックスファンの苛立ちも募っていると訊く（対オリックス戦はハムの9勝7敗3分け）。こうした不平不満が外部にまで生まれることないよう、どこのチームが相手でも常に全力でぶつかるべきだ。結果的にそれが良い緊張感を生み、好試合が増えていくのだから。
◇ドラフト考察vol.1
今月11日に開催されるドラフト会議。時期的にも、今年はまだそんな余裕がないのか、例年なら見られる誰々の指名を「公言」するといった球団が現れない。
筆者もあれから勉強をして、どの選手に人気が集まりそうかは、だいたい把握できた。最近、個人的に注目しているのは北海高の左腕・木村大成投手。惜敗した今夏甲子園での投球も確認したけれども、彼のスピードボールに、あらためて惚れ惚れ。
‥訊けば現在建設中の新球場が在る北広島市出身。日ハム球団とすれば是が非でも欲しい投手だろう。2巡目ないし、1巡目が競合した場合には「ハズレ1位」の可能性も？
昨年のドラフトでは道内出身選手を積極指名。喜んで入ってくれるなら、こちらとしても嬉しい。
しなる左腕！
1日、突如舞い込んできた斎藤佑樹、現役引退の報.......
もう一度、一軍戦のマウンドに上がって勝ち星をあげてもらいたかった「無念」な思いもある一方で、今後、彼に関する報道でもう哀しむこともないのだと思うと、少しホッとした自分がいたというか‥。
11年の在籍も、実質は実働2シーズン。斎藤の長い苦しみは、同時にファンの苦しみでもあった。中田翔が去って、斎藤も引退。戦力として機能していたかは別として、なんとなく北海道日本ハムの「一時代」が終わった感‥。
斎藤についての積もる話は、また日をあらためて色々語りたい。
日本中が大熱狂した「ハンカチ」フィーバー。まさかハムに来るとは.....
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