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【「ドラフト」だけが楽しみな男の脳のなか「プロ野球」ここまで言って委員会121】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年10月04日版》

3日の埼玉西武戦。西武の先発、渡邉勇太朗が日ハム打線を6回途中まで「完全投球」。

プロ入り前から大谷翔平と背格好、投球フォームが似ていると言われていた投手で、彼の出身校が埼玉の浦和学院。同じく甲子園常連校である花咲徳栄で4番を担った野村佑希とは同学年で、高校時代からしのぎを削っていた。そんな「埼玉対決」は、浦和渡邉の完勝。花咲野村を3打数ノーヒットに封じた......

 

 

こちらも、いちおう佑ちゃん

プロ野球チップス2021 第1弾 reg-029 野村佑希(日本ハム/レギュラーカード)

(C)amazon

 

両者が関わった2018年度のドラフト会議。ウェイバーとなる2巡目からの指名が、なかなかに興味深く、当時栗山監督がご執心だったとされる、東洋大の梅津晃大(ソースはNumber石田雄太のコラム)。ハムより前に中日が彼を指名。梅津を逃した?ハムが野村を指名し、そのあとで西武が渡邉を指名した形。

‥もし野村が残っていたら、西武に行っていた可能性もなくはなかったわけで。この辺の運命の交錯具合が、第三者的には最高におもしろい。

 

ちなみに1巡目では、高校生選手を外した4球団が立命館大の辰己涼介を続けて指名。辰己は抽選の結果、東北楽天に。しかし、本当の見せ場はここからでクジに敗れた阪神が近本光司、巨人が高橋優貴、福岡ソフトバンクが甲斐野央といった具合に、こういってはナンだが『外してよかった』と思えるような球団も、チラホラ見られる。

1巡目では他に上茶谷大河(東洋大)も抽選の結果、横浜DeNAに渡っているけれど、このとき東京ヤクルトの「ハズレハズレ1位」も清水昇であり、現在セットアッパーとして絶賛活躍中だ。あらためてプロでの成功に、指名順位はさして関係はないのだと思い知らされた次第。

 

一週間後に控えた今年のドラフトでは、はたしてどんなドラマが生み出されるのか。

 

 

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