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【「新庄政権誕生」今後を占うさらなる仰天人事「プロ野球」ここまで言って委員会132】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年10月26日版》

おもえば15年前のきょう26日は、北海道日本ハム中日ドラゴンズを相手に44年ぶりの日本一を決めた日。そんなときに、あの年「主役」であり続けた、あのオトコの監督就任内定報道が舞い込んでくるとは........

 

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栗山監督の退任報道から、さまざまな監督候補の名が取り沙汰されていたが、まさか新庄剛志氏をぶっこんでくるとは。さすがに予想もしていなかった。‥ただ、そう言われてみれば北海道日本ハムの二軍戦を観戦に訪れていたり(氏インスタより)SNS上での匂わせ書き込み?があったりと、水面下でずっと交渉は行われていたのかもしれない。

 

先週末、どちらも接戦を落とした千葉ロッテ戦の連敗で塞ぎこんでいたのだけれど、くだんのニュースで一気に心が晴れた気分。楽しみでしかない。氏は、そういう気分にさせてくれるオトコだ。

考えてみたら、五十路を前にしての現役復帰より、今回の方がよほど「現実的」なわけで(笑)。人気先行と言われながらも、選手としてのたしかな実績、そして「新庄劇場」と表され、北海道にプロ野球を根づかせた成功体験も、球団にはある。

 

3年連続5位以下のBクラス‥。落ちるところまで落ちきったチームを立て直すには、いっそもう人気度外視で落合博満やかつての西武・森監督をイメージとする、とことん厳格な人物が最適かと感じていた。が、人気から入っていくのも一つの手ではある。

通常、試合に勝ち続け、優勝争いなりをすれば観客動員は増していくもの。しかし「新庄政権」では、この逆から入る。何某の新庄劇場第二幕によって、開幕前から注目を集めるのは必至。たくさんの人から観られることによって、選手もまた、その気になる。勝とうという気にさせられる。

‥振り返ってみれば、氏が現役だった頃も、似たような感じではなかったか。超満員に膨れ上がった開幕戦に勝利したその年に、北海道移転後初優勝だ。

 

 

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新庄の信条―バカカッコいい男の真実

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このまま監督に就任した場合、やはり、指導者経験のある有能な「ヘッドコーチ」の存在はマストだろう。栗山政権初年度には、福良淳一が右腕となってサポートしていた。新庄または球団とゆかりのある人物を踏まえたうえで最適と睨むのは、一時「監督復帰」の線もウワサされていたトレイ・ヒルマン氏。

日本人監督で外国人のヘッドコーチはあまり聴いたことがないけれども、あるにはあって1970年の南海、野村政権時のドン・ブレイザーがそう。同年から「選手兼任監督」となった野村克也の補佐的な役割を担った。優勝経験もあり、戦術面からいえばヒルマンの就任は申し分ない。先ごろマーリンズのコーチを辞任したというが、はたして。

 

打撃コーチは、新庄の打撃の恩師とも言われる柏原純一も捨てがたいが、個人的には若い坪井智哉がいい。横浜DeNAから引き連れてくる形となるが、現役時代から親交が深く、仮に声がかかれば断る理由はないだろう。現役晩年は故障が絶えず、苦労も多かった。その経験を若い選手たちに伝えていただきたい。

 

投手コーチには、今からコーチ就任を猛アピールしている?岩本勉‥よりも、指導者としてたしかな実績を持つ 中西清起あたりの線も。坪井といい、明らかに「阪神人脈」だけれど、先日、同氏のYouTubeチャンネルに出演していた際には、変わらぬ尊敬の念も口にしていた。「第二の藤川球児」育成を望みたいところではある。

 

 

稲葉篤紀GMのもと、新庄監督誕生でチームが大きく生まれ変わりそうな予感。北海道日本ハムファイターズの未来に幸あれ――

 

 

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