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【徒然なるままに「晩秋」プロ野球談議 VOL.3「プロ野球」ここまで言って委員会145】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年11月24日版》

久方ぶりに、日本シリーズが白熱している件........

 

 

ここ2年ばかり、出場したセ・リーグチームが完膚なきまでに叩きのめされていたから、余計にそう感じる。「パ党」を謳いながら、実、今回は東京ヤクルトの方に勝ってもらいたく‥。

というのも、前に日本シリーズで敗れたパ・リーグチームは、2012年の北海道日本ハム以来出ていない。それも引っ掛かるし、もし万が一、来季にもハムが日本シリーズに進出するようなことが起きれば、なにか「パ」球団が敗けられないといった、妙な強迫観念にもとらわれてしまう。選手に無駄なプレッシャーを与えたくない。したがって、そろそろ「パ」球団に敗けてもらいたい、とw

 

今回のシリーズを複雑な想いで見守っていそうな選手がふたり。長年、バファローズの先発ローテーション投手として君臨してきた西勇輝(現阪神)と、金子弌大だ。

とりわけ金子など、以前FA権を取得した際『このチーム(オリックス)で優勝したい』そう言って、一度は残ったクチでしょう? それが戦力外同然(大減俸呈示)でチームを追われ、移ったところがちょうど暗黒期の真っただ中にいた、北海道日本ハムファイターズ(笑)

今シーズン終盤、先発登板の機会をもらうも打ちこまれ心配したが、とりあえず「やり返す」チャンスは残された模様。‥今となっては現役時代の新庄ビックボスと対戦した数少ない投手。金子のような、人並み以上に身なりに気を遣う選手は、ビックボスも好きだろう。

来季で39歳。だが、球団OBである田中幸雄氏も同年齢のときにプロ野球人生初の優勝を味わった。諦めるわけにはいかない。かつての沢村賞投手、復活を期待したい。

 

今シーズンは未勝利に終わった

2019 BBMベースボールカード 058 金子弌大 北海道日本ハムファイターズ (レギュラーカード) 1stバージョン

(C)amazon

 

 

◇(秘)データ

 

相性というのは不思議なものである。

千葉ロッテと対峙したCSおよび、日本シリーズ第3戦でも好投していたオリックスの左腕投手、田嶋大樹。

あの好投手を、あれだけ貧打線に泣いた北海道日本ハムが、なぜか「カモ」にしている。3敗(1勝)を喫し、対戦防御率6.53。9月1日の試合では4回途中、8失点でマウンドから引きずり下ろすなど、もっとも苦手とするチームだった。打つ方では、今季の非常に数少ない自慢のひとつと言える?

ちなみにオリックス相手にはカード勝ち越し(11勝10敗4分け)をはたした。田嶋を叩けたのも大きいけれど、何より山本由伸、宮城大弥の「両看板」に当たる機会が少なかったのが一番の勝因だったろう(2投手計4試合1勝1敗)

 

 

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