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【卑屈なジジイが「完成」するまで― あるトラウマ体験「プロ野球」ここまで言って委員会147】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年11月27日版》

たしかに今年の日本シリーズは「傍から観ていても」おもしろい。与四球を含む、細かなミスは両チームに見受けられるも、それを帳消しにする1点を争う攻防は頂上決戦の名に相応しく。中には大層に「神回」とまで評する人たちも現れて.......

 

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ただただ嫉妬。これほど野球ファンを虜にする試合を連日繰り広げているのが羨ましい。そして、その「当事者」になれていない事実が悔しい。プロ野球ファンである以上に、私は北海道日本ハム愛好者なのだから。

 

これを機に、とりわけ同一リーグに属するオリックスがさらに強くなるのも嫌だし、人気チームとなるのも、癪だ。すべてが「日ハムファースト」。久々の優勝だからとか、思い出の神戸で‥だなんて、どうも他人のように「他チーム」を心からは応援できない性分なのである。

 

こんな屈折した人間に私がなってしまったのは‥これはわりと最近になって気づいたのだが、おそらく幼少の頃からの体験によってではないかと。

‥というのも、ある程度「意識」を持ってプロ野球を観始めた1990年代。その10年間で5度も、相手チームの胴上げを目の当たりにしている。西武ライオンズの「3年連続」を皮切りに、かなりの確率だ。

世紀末のダイエー(現福岡ソフトバンク優勝もショックだった。最後、ペドラザの前に三振を喫した藤島誠剛の姿も未だに忘れられないけれど、同じBクラスの常連だったホークスが、そこから一気に常勝軍団への道を駆け上がっていったのは、筆者の性格もとい「プロ野球観」をいっそう歪めた。

 

報われた王サン

福岡ダイエーホークスV1への軌跡―永久保存版

(C)amazon

 

10年以上もBクラスにいたホークスでさえ1位になれたのに、我がチームは一体いつになったら優勝できるのか‥‥。

そこからさらに、7年も待たなければならなかった。私が卑屈なジジイとなるのに、それはもう十分すぎるほどの年月だった。

 

 

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